読めば落ち着く「良い加減の投資法」㊹ -「人生100年」編 –

こんにちは、金融・投資 教育コサルタントの須原光生です。

最近、ある官公庁の49歳の公務員を対象に、60名ずつ4日間連続で「ライフサイクルセミナー」の講師をしてきました。このセミナーは、私の体験談や自虐ネタをふんだんに組み入れて、より身近に、より前向きに、より老後への勇気が湧いたと、皆さんから大変高い評価を毎回得ているようで、10年以上も続いています。(笑)

対象者の中には、早くも孫のいる人から、最近子どもが生まれた人、幼小中高校生から大学生・社会人の子供がいる人、子どもが生まれていない人、離婚した人・考えている人、生涯シングルの人、親を介護している人、病気を患っている人など、組織や年齢は同じでも、ひとりとひとりの家庭劇場で、違う人生ドラマが繰り広げられています。

厚生労働省の平成28年簡易生命表で49歳の平均余命を調べますと、男性33年、女性39年になり、人生ドラマは80歳を超えるまで続くデータですが、リンダ・グラットンの著書「LIFE SHIFT-100年時代の人生戦略」が日本でも知られるようになり、同書によれば2007年生まれの日本人の5割は107歳まで生存すると見込まれるそうで、今から約20年後は、老後は伸びて「人生100年」を想定しなければならないわけです。

誰しも人生ドラマが、ハッピーエンドで最終回を迎えることが共通する希望ですが、それには今以上に「心」・「身体」・「お金」も元気の使用期間を長くしていくことが必須の条件になります。特に公務員のお金の準備方法は、国が税金の優遇をしている制度を利用することです。

・550万円まで非課税枠がある、給料から天引きできる「財形年金貯蓄」で個人年金の準備。
・毎年120万円まで5年間非課税になる「NISA(少額投資非課税制度)」を利用した証券投資で資産形成。
・毎年40万円まで20年間非課税になる「つみたてNISA」を利用した株式投資信託による資産形成。
・掛金が全額所得控除される、「個人型確定拠出年金(iDeCo)」を利用した個人年金の準備。
⓵.毎月掛金上限の1.2万円ずつ年間14.4万円を拠出した場合、課税所得額(収入から各種所得控除を差引いた金額)が330万円超~695万円以下でしたら、43.200円還付される。
⓶.元本確保型や証券投資で、原則60歳まで引き出しができない、個人年金の準備に最適。

49歳でライフプランの意識を高め、老後の準備をしていくことは、大きな意義があります。お金に困って“四苦八苦する”と書きますが、私流では、49歳でしっかり準備を始めなければ、“49歳から89歳まで苦労する”と解釈しています。準備を始めれば“極楽”つまり“59歳から楽になる”と、宗教抜き、笑い有りで強調しておきます。

人生80年から100年時代へ!
まずは少しでも早い時期から国が税金の優遇をしている制度への投資を!!