「良い加減の投資法」㊻ -「秋田犬」編 –

こんにちは、金融・投資 教育コサルタントの須原光生です。

最近、「モフモフがたまらない!」と、国の天然記念物にも指定され、日本犬種では唯一の大型犬である「秋田犬(あきたいぬ)」に外国人ファンが急増しているそうです。私は、以前見た目が少し似ている、小型犬の「柴犬(しばいぬ)」を飼っていましたが・・・ブームはご存じでしたか?

「秋田犬」の知名度が上がったのは、誰もが知る「忠犬ハチ公」で、1932年に新聞紙上で上野英三郎教授の帰りを待ち続けるハチの記事が掲載されると、ハチの従順な姿に日本中の人々が魅了されました。その人気ぶりは、日本一有名な待ち合わせスポットである、渋谷駅前の忠犬ハチ公像ができたことからも想像ができます。また、2008年は“ブサかわ犬”の「わさお」が全国的な話題になり、再び広く注目を浴びるようになりました。

海外で「秋田犬」がブームになった大きな切掛けは、アメリカ映画『HACHI 約束の犬』の公開です。HACHIはハチ公がモデルで、けなげに待つ姿は外国人の胸をも打ち、ファンが急増したのです。その結果、海外から買い付けを希望するブリーダーが後を絶たず、アメリカを始め、フランス、イタリア、ポーランドなどやロシアのプーチン大統領も、秋田県から進呈された「秋田犬 ゆめ」と戯れている姿が話題にもなりました。

注目の極め付けは、平昌冬季五輪のフィギュアスケート女子で金メダルを獲得したロシアのアリーナ・ザギトワ選手がご褒美に「秋田犬」を希望しているとロシアメディアが伝え、秋田犬保存会から雌犬を贈呈することになり、名前は、日本語で“勝利”を意味している“マサル”と名付けるようで、どんな人物をもメロメロにする「秋田犬」は、これからもっと世界中にファンを増やしていくことが予想できます。

株式投資では、「秋田犬」を投資材料に使うのは不謹慎との思いで、世界中で「あきた」が有名なことから、回り回って「秋田県」の企業を注目しました。因みに、皆さんは「秋田県」と聞いて何を浮かびましたか?私は、「秋田犬」以外では、「なまはげ」、「あきたこまち」、「きりたんぽ」、「秋田美人」、「秋田新幹線こまち」、「牡鹿半島」、「十和田湖」、「稲庭うどん」、正直、これ以上は浮かびませんでした。

投資ができる県内の上場会社
・2655 マックスバリュ東北株式会社(小売業)
・4585 株式会社UMNファーマ(医薬品)
・6656 インスペック株式会社(電気機器)
・8343 株式会社秋田銀行(銀行業)
派手さはないですが、地元にしっかり根付いて頑張っている4社です。一度調査してください。

投資に“あきた!”にならず、「何かをしようとすると思いがけない災難に出会う」という悪い意味ではなく、「何かをしようとすると思いがけない幸運に出会う」という良い解釈で「犬も歩けば棒に当たる」を「秋田犬」に託し、「秋田企業」を応援していきましょう!

そう言えば、一度も訪問したことがなかった「秋田県」、まずは観光を?!