健康食ブームの中で、人気の高まっている雑穀米。
その中に入っている「黒米」の魅力にはまっている。
白米に比べビタミンやミネラルが多く含まれ、栄養価が高いと言われる黒米。
古くから栽培され、中国では「薬用米」や「長寿米」と呼ばれ、現在でも薬膳料理として伝わっているそうだ。
また、世界三大美女とうたわれる楊貴妃は美容食として黒米を愛用したと言われているらしい…
そんな健康的で美容にもよい黒米は、白米1合あたり大匙1杯程度の黒米を混ぜて炊くのが一般的。
でも、楊貴妃の時代もそんな炊き方をしていたのだろうか?
黒米だけを炊いたらどうなるか?知りたくなって、やってみた。
炊きあがりは、黒光りしていて、ちょっと怖い。
香りと見た目からは食欲が湧かないが、一口いただいてみる。
炭も墨も食べたことはないが、そういうものを食べているようなイメージの味だった。
――――再びこの実験をすることはないだろう…
ダイエットにはいいかもしれない。
でも私は、白米にまぜて美味しくいただく方が健康的ではないかと思った。
美しい暮らし研究家 あきやまひろみ
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