エンディングノートより「これから手帖」

これからコーディネーター、渡辺です。
今回は、私がいま最も力を入れているテーマについてお話します。

これまで私は多数「エンディングノート」の講座をしました。
一般的に出回っている「エンディングノート」は記録と希望の二項目で構成されています。
たとえば、自分についての記録は
 1、自分の歩み(履歴書・自分史)
 2、家族と家系図
 3、財産の状況 (優先関係)
 4、健康記録 
 5、連絡リスト
家族などへの希望は
 1、医療について
 2、介護状態になった場合の希望   
 3、葬儀の希望 
といった具合です。
これにさらに「感謝のことば」等メッセージを書くページが加わっているものあります。

金融機関が発行するノートは財産記録のページが多く、葬儀社は葬儀の希望欄が多く、
また相続の手続関連の部分が丁寧というのもあり、発行元により内容の分量が違うのです。

多種多様なエンディングノートの中から 自分が何を一番伝えたいのかを考えて選ぶか、
または、自分のオリジナルを作れば、満足のいく記録簿になるかもしれません。

けれども私にはどうしても「エンディング」ノートというものに違和感がありました。

あなたは、仕舞い支度のためのノートを高齢になった両親に渡すことが出来ますか?
また、自分自身についても、書くのはまだ先でも良いという気持ちになりませんか?

『過去の記録ではなく、これからを生きていくための前向きなものなら良いな。
今、立ち止まり自分を見つめ生活を考え、これからの人生を充実させたいな。』

そのための計画図・設計表・記録ノートを作りたい と考えて作成したのが
「これから手帖」(登録商標出願済)です。

これから、自分を活かした最良の人生を送るために記す
そんな「これから手帖」というものが広がることを願っています。