ボンネットバスが走る

これからコーディネーター渡辺です。

ゴールデンウイークに入り観光地はどこも大変な人出なのでしょう。

山笑うこの頃、木津川市内ではボンネットバスがまたトコトコ走っています。

 

今はすっかり姿を消しましたが、 最近朝の連続ドラマで主人公の通学場面に登場しました。

奈良交通ではたった1台残るボンネットバス、普段は倉庫に保管されています。

昭和43年生まれのそのバスを出来る限り現役で走らせたい!と

熱い思いを持つ運転手さんと車掌さんとで大事に整備されて、茶畑や里山の中、

特別開扉をしている木津川市内の寺院を巡るツアーがまた3日間実現しました。

 

また来てくれたと集まる人、遠くから手を振る人、

自転車でカメラ片手に追っかける人など、

相変わらずボンネットバスで大盛り上がりの初日でした。

仏像好きの人にも 個人では難しい現光寺の十一面観音坐像や

浄瑠璃寺の吉祥天女など美仏を特別拝観出来る魅力のツアーでした。

 

次は2日と4日ですが、何せ高齢のこのバスが突然動かなくなる場合も想定して

予備のバスの用意はしていますが、どうかそれが無用でありますように。

 

ところで、先程テレビで、111歳の長寿のお祝いを「皇寿」と言うと聞きました。

「皇」の字は、「白」と「王」から成り立っていて、「白」は「百」の「一」が無く、

引くので99で、「王」を分解すると「十二」なので、両方たすと111になるため、

111歳が「皇寿」と呼ばれるのだそうです。

 

ボンネットバスも長生きしてもらいたいものです。

出来る限り長く「現役で」!  家庭の長としての父、夫、また主婦としての私も。