先味・中味・後味とは

おもてなし繁盛コンサルタントの

裏野由美子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はおもてなしのもう一つの意味

についてお伝えしたいとおもいます。

 

もう一つの意味は

裏表なしです。

 

表裏のない「心」でお客様と接することです。

 

この時・この場・この人だけ、常に相手のことを思い、

その人がいない時にも心を配り、

今できる最高のことをすることです。

 

この「おもてなし」は、

その場にいる相手に対して、

また、その方がいない時でも

その方をどのようにお迎えするか、

どうすれば喜んでいただけるか、

常に相手に心を馳せています。

 

飲食店では、

先味・中味・後味という言葉があります。

 

先味とは、お客様をお迎えするまでに

お客様が店に来られた時

どのようにお迎えしたら喜んでくれるだろうと

掃除や身嗜み、料理の準備を怠らず行います。

そして来られた時は笑顔でお迎えします。

 

中味は

料理の味はもちろんですが、

お客様がどうしたら美味しいと

感じていただけるのだろうかと

と常に考えることです。

 

後味は

お勘定がお客様の思う値段と

見合っているかどうか。

そしてお見送りです。

お客様が帰った後に

あの店感じがよかったな

後味がよかったなと思っていただくために

何をするのか?

 

セミナーの後の懇親会の時に

一人の方がおっしゃいました。

 

いつも、最後にお客様をお見送りするのですが、

振り向いてくださる方と振り向いてくださらない方が

いらっしゃいます。

 

振り向いてくださらない方でも

今までは何とも思っていなかったのですが、

 

これからは、

振り向いてもらうためには

どうすればいいのかを考えたいと思います。

とおっしゃいました。

 

すばらしいですね。

 

「相手の反応があなたのコミュニケーションの成果である」

 

振り向いてもらうために、

何ができるのか?

 

あなたならできると信じています。

 

ちなみに私は、

お客様の背中に

「魂からありがとうございました」と

気を送っています。

 

振り向いてくれない方は

今日は波長が合わないのかしらと

諦めますが・・・

何度もチャレンジです。