春休みも終わる頃、やっと暖かくなりましたね。
いよいよ衣替えに着手されるご家庭も多いのではないでしょうか？
衣替えの度に気になるのが・・・
”タ・ン・ス・の・肥・や・し”
「取っておいても着るかしら？」と思いながらも、捨てるのは勿体ない。
去年の自分に「それ止めとき」とアドバイスしに行きたい気持ちになるのは私だけでしょうか？
こんにちは
しなやか希業コンシェルジュ＆しなやか家庭経営コンサルタントの小谷晴美です。
先日、パーソナルスタイリストの方に同行ショッピングをお願いしました。
パーソナルスタイリストとは、個人向けにファッションスタイリングやコンサルティングを行う専門職。
四半世紀アパレル業界で、お客様のコーディネイトを担当されたご経験があり、カラーコーディネーターでもあるフリーのスタイリストさんに、仕事用のワンピースやジャケットなどのコーディネートをお願いし、梅田の百貨店を巡りました。
「芸能人かっ！」と突っ込まれそうですが、最近は個人でサービスを提供する方も増えて、スタイリストさんが身近な存在になっています。ＳＮＳなどで同行ショッピングの様子を拝見することもありますね。
実際のサービスの内容はこんな感じでした。
①申込み・事前ヒアリング
まず、書面で次の項目について詳細なヒアリングをされました。
●使用シーンや目的、日時
●なりたいイメージ
●課題や悩み
●お気に入りのブランド
●手持ちの服や合わせたい服
●希望エリア
●予算、希望価格帯 など
あとは日程を決めて、当日を楽しみに待つのみ。
②事前調査
その間に指定したエリアでお店を廻り、目ぼしい商品を選定してくださっていました。
③同行ショッピング
当日の同行時間は３時間。
効率よく７店舗を巡り、ワンピース、ジャケット、シャツ、スカーフなど試着しました。
もちろん無理に買う必要はなく、気に入れば購入というスタンスです。
服くらい自分で選べそうなものですが、客観的に見ていただくことで、選択ミスを防ぐだけでなく、魅力を引き出すアドバイスをしていただくことができます。
例えば、相手に与える印象を大きく変える色ですが、「似合う色」を心得ていても実際の色選びは悩ましいものです。
「小谷さんに似合うピンクは、こんなサーモンピンクやコーラルピンクなんです。パステル系は避けていただいて。ベビーピンクのような薄い色はちょっと淋しい感じになるので、何か足してやる必要がありますね。」と実際の商品を手に取りながらアドバイスしていただくことで色選びのポイントが腑に落ちました。
さらに、生地の質感やスタイルでも雰囲気が大きく変わります。
例えば、ジャケットはカラー（襟）があってもなくても良いのですが、首元がつまっているものはＮＧ。ボタンの位置が下にあり開きが大きい方がより似合うとアドバイスいただきました。
これまで、鏡に映った自分を見て、なんとなく似合うか似合わないかと判断していたものが、チェックポイントが明確になることで、決断も早くなりますし、誤った選択をせずに済みそうです。
自分では足を踏み入れることもなかったセレクトショップで好みのアイテムに出会え、ショップの選択の幅も広がりました。
一見、贅沢に思える同行ショッピングですが、今後タンスの肥やしを作らないという意味では未来の家計に優しい「投資」になるかもしれません。
買い物に出かけたものの気に入るものに出会えず無駄足で終わるということもありますので、時間的な節約にもなりますね。
過去の自分にアドバイスすることはできませんが、今の自分にアドバイスしてもらうことは可能です。