御朱印ガールの神社参拝日記 Vol.20 足腰の守護神

Benefit Concierge(ベネフィット コンシェルジュ)の吉村です。
毎日、寒い日が続きますね。
それでなくても冬は足腰に持病がある人には辛い季節です。
足腰の健康保持やケガ、病気の回復にご利益があり、足腰の神様として信仰されているのが、
京都御所の西側にある「護王神社」です。
別名「いのしし神社」とも言われています。

護王神社のご祭神は、護王大明神「和気清麻呂公命(わけのきよまろこうのみこと)」と
子育明神「和気広虫姫命(わけのひろむしひめのみこと)」の2神です。
足腰の守護神、いのしし寺と言われる所以がホームページに簡潔に書かれていましたので
ご紹介します。

『奈良時代の末、当時の実力者・弓削道鏡が偽のご神託によって、天皇の位を我が物に
しようとした事件が起こりました。
清麻呂公は真のご神託を奉じてこれを阻止しましたが、道鏡によって足の腱を切られた上に
九州の山奥に流刑となりました。九州へ下る途中に道鏡の刺客が襲いかかるなど、険しい
途次でしたが、突然山の中から現れた300頭ものいのししが清麻呂公を守って道案内しました。
その後、清麻呂公が悩んでおられた足萎え(あしなえ)は不思議と治り、公は立って歩くことが
できるようになったと伝えられています。この故事により、護王神社は足腰の守護神として広く
崇敬されています。』
護王神社の拝殿の前には、狛犬の代わりに雌雄1対のいのししの石像「霊猪像」が建てられて
います。
「狛犬」ならぬ「狛いのしし」はとても愛嬌がある像で、神社のシンボル的存在です。

私は、今のところ足腰は丈夫なのですが、母が去年の暮れから持病の膝が痛み出し、一時は
歩くのもやっとの状態でした。
「足腰の神様」と神社の前に大きく書かれた看板を見つけ、思わず飛び込み、お詣りをさせて
いただき、一日も早く良くなってくれることをお祈りしました。