日経新聞の読み方、活かし方講座を開催しました。

和ごころコンシェルジュの裏野 由美子です。

先日、会計事務所様のご依頼で、日経新聞による情報の読み方、
活かし方講座を致しました。

経営者の方と学生さん、事務所の社員さんがご参加下さいました。

はじめに、皆さんに「情報とは何でしょう?」と質問しました。

「何かを行う上での資料。」
「生きていく上では欠かせないもの。」
「パス!」

など色々と答えが出ました。

情報とは「行動の源」です。

正しい情報を得れば、正しい行動が取れます。
目的地にもちゃんと到着できますが、間違った情報を得れば、
間違った行動をし、目的地に着くのに遠回りをしたり、
到着出来なかったりします。

では、その生きていく上で欠かせないもの行動の源を、
みなさんは、どこから得ていますか?
という質問をすると、

学生さんは、ヤフーニュースや、ツイッター、テレビ、
ネット検索という答えに対し、
経営者の方は、電子版の新聞からという答えでした。

情報を魚に例えると、ネットニュースは、
大海原に泳いでいる魚を手掴みで捕まえる様なものです。
食べられる魚もいれば食べられない魚もいます。
逆に食べられてしまう可能性もあります。

それに対して、新聞からの情報は、調理をされた魚です。
お造りもあれば、煮魚や焼き魚もあります。
安心、安全に食べる事ができます

鮮度は、ネットニュースにはかないませんが、
新聞は先読みをする事ができます。

そして、新聞は、自分はどんな情報が欲しいのか目的を持つと、
読む記事、読まなくて良い記事の取捨選択ができます。

色々と読み方や活かし方をお伝えしたあと、
情報の宝の山とされている企業面のページから、
皆さんに関係があるなと思われる記事を選んで発表して頂きました。

最後に学生さんからの感想が、

●短時間で、集中して記事を読みこなし、
自分にどのように関係があるのか考えるのが、楽しかった。

●ヤフーニュースには載っていない記事が、こんなにあるのかと思ったが、
新聞は隣の記事もなんとなく読めている様な気がして一石二鳥だと思った。

●今日習った事を元に卒論に活かしたい。

●同じ記事でも自分の視点と皆さんの視点が違う事が分かり為になった。
などなど、

経営者の方からは、

●時短な読み方を聞ければ良いと思って参加したが、
奥が深過ぎて、時短どころか、
ここは絶対に読んでおかないといけないところが逆に増えてしまったが、
こういうことは、みんな知っておかないといけないと痛感した。

●この様な読み方をすると、まるで事実の物語を読んでいるようで楽しかった。
新聞を読みこなすことで、お客様との話題に事欠かない。

●学生さんの短時間で記事を分析して加工し、
まとめる能力の凄さに、自分が学生の時どうだったかと思った。

どこから情報を取るかは、みなさんの自由ですが、
まずは、目的を持ち自分に必要だと思う情報を取り、
その情報を加工し分析する。

それを繰り返していると、自ずと自分に必要な情報はどこにあるのかが、分かってくると思います。