女将FPの裏野由美子です。
既存客に再来店してもらう方が
新規客を集めるよりも販促コストも低く済み
収益率も高くなりので、まずは再来店対策をしましょう。
そして再来店対策をするうえで
今後、安定した経営をしていくために、
まずは顧客情報を入手することが大切だということを
前回お伝えしました。
そして、再来店の仕組みを作ったあとに
新規客も集めるのですが、
新規客を集める際に重要視すべきことは、
再来店してくれる新規客を集めることです。
なぜなら、再来店をしてくれなお客様を
何人集めても、お店の収益アップには
繋がらないからです。
では、再来店してもらいやすい
新規客をどうやって集めたらいいのか?
その方法は2つあります。
①価格ではなく、価値を伝えて集める方法
➁既存客と嗜好が共通する友人を紹介してもらう方法で
今回は、➁の方法についてお伝えしますね。
お友達を紹介してもらう方法については
たくさんの書籍などが出ていると思いますが、
ご自身で、考えてみて下さい。
例えば、
あなたが、お友達と食事に行くとしたら
相手の嗜好を考慮してお店を選びませんか。
お友達の好きなものや嫌いなものを聞いて
お店を選びますよね。
また、お友達を誘う時も、自分と趣味や嗜好があっている人と
一緒に行くのではないでしょうか?
結果として
あなたが好きなお店って、
その人も好きになったりしませんか?
逆に考えれば、
あなたがお店に行ったときに
「●●さん、誰でもいいので、お友達を紹介してもらえませんか?」
と言われたとします。
その時に、パッと特定のお友達を思い出せますか?
例えば、あなたが和食が好きだとします。
「●●さん
●●さんみたいに、和食が好きなお友達いたら
ぜひ、ご紹介してもらえませんか?」
と具体的に和食が好きな友達と言われたら
どうでしょうか?
きっと、和食が好きな人を思い出すのではないでしょうか。
当店のお客様も、よく「今度、和食の好きな友達連れてくるわ!」とか
大将がうんちくを語るのが好きなので、
「うんちく聞くの好きな友達連れてくるわ!」と
おっしゃって、実際に連れて来てくださいます。
このようにお客様が好きなものと共通したものを
好きな人ならば思い出しやすいし、誘いやすいですよね。
そして、紹介を受けた人も共通する嗜好の人からの紹介なので、
本人も気に入りやすいのです。
つまり、再来店しやすく
常連さんになりやすいのです。
ぜひ、こうしたことを意識して
再来店対策に取り組んでくださいね。
うんちく好きの大将に合うだろうと、
友達を連れて来てくださるのは良いのですが、
ずっと大将としゃべり続けて全然注文されず、
本末転倒な時もありますので、
うんちく語らず、たくさん食べてくれる方を
紹介してくださいに変更しようと思う今日この頃です。
あなたならできると信じています。