和ごころコンシェルジュの裏野 由美子です。
京都にある結婚式場をお借りし、
洋食のマナー講座を開催しました。
フランス料理がどのようにして生まれたか
歴史のお話や、フランス式とイギリス式の違いなどわかりやすくお伝えしました。
スープの頂きかた一つをとっても
曲線美を重視するフランス式は奥からすくい、
直線美を重視するイギリス式は手前からすくいます。
お料理を頂いた後の、カトラリー(ナイフとフォーク)の置き方も、
フランス式は3時の位置にイギリス式は6時の位置に、
両国の良いとこどりの日本は、4時の位置になど
マナーって、ややこしと思われるのは、一体どれが正解なの?
というところなのです。
フランスとイギリスは昔、仲が悪かったので全て反対なのです。
どちらかのマナーを知るとその反対にすればいいのですが・・・
どちらが正解でどちらが間違いというのはありません。
自分の国の文化を大切にした上で相手の国の文化を知る。
洋食マナーを学ぶと和食マナーとの違いに皆さん驚かれます。
そして、日本の良さを知ることもできます。
人生の妙味は相手との違いを知ることだと思います。
食を通して違いを知る。
違いを知ると、立居振舞や相手への配慮が変わります。
ご参加の皆様から、これから食事の時間を大切にしようと思いました。
丁寧に生活しようと思いましたなど、素晴らしいご感想を頂きました。