源氏物語の主人公「光源氏」を語る②

綺羅女プロデューサーOkeiです。

 

私はひまわりのお花が大好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分のイラストもひまわりを持っている姿を書いてもらったのですが、

イラストの中にあるような、大きなひまわりの造花がないかな~と

ずっと探していました。

 

スーパーに行ったり、インテリアショップに行ったり、

雑貨屋さんに行ったりしましたが、ありそうなのに意外となくて、

しょんぼりしていたら、先日、なんと100均で発見!

なんじゃそりゃ~!ここにあったんかい!って感じです(笑)

 

気を取り直して。光源氏パートⅡ!

今日は須磨~明石の頃の源氏について、勝手に書きたいと思います。

 

プレイボーイぶりを発揮していた源氏が、

朧月夜(朱雀帝が大切にしている女性)との仲がバレてしまい、

朱雀帝の母であり、敵方の弘徽殿大后の恨みを買い、

朝廷から流罪にされるかもしれないという立場に急落。

 

それならば、自ら都を去ろうということで、

紫の上に都のことを託し、須磨にうつります。

 

その頃の源氏は、信心深く、過去に自分がしてきたことを反省をしていて、

質素な暮らしを受け入れています。珍しく謙虚な源氏。

ついて来てくれた家来にも申し訳ない気持ちで、いくらわびしい気持ちになっても

泣き言を言ったり、愚痴を言ったりせず、明るく振る舞います。

 

君、ええとこあるやん!という感じです。

 

そして源氏の言いつけ通り、都での暮らしを守っている紫の上。

とっても健気です。

 

そんな源氏が須磨にいる間には猛烈な嵐に見舞われたり、

恐ろしい悪夢を見たりするのですが、

夢の中で不思議なことがおきます。

桐壺院が夢枕に立って、「なぜこんなところにいる。

住吉の神様の導きによって、ここを去りなさい」と言うのです。

 

そして乗り込んだ船が風に押されて着いたのが明石。

そして明石の君と出会う。

 

女性には不自由しないのね・・・・・・・・・・・・・・・。

 

なんだかんだあっても、また源氏にとって良いように、

事は進んで行き、都に戻ることになります。

 

女性関係では悪さをしているものの、その他の面では

人を惹きつけるものを持っている源氏。

バランスが取れているとでも言うのでしょうかね。

人徳がある、ということなのかもしれません。

 

Okei的に注目したいのは、源氏が苦境にいる時にも、

慕ってついてきた家来衆や、女性の中でも態度を変えずに待ち続けた花散里。

名声に群がる人たちとは全然違います。

 

辛い立場に立った時、今まで親しかった人からそっぽを向かれる。

それほど辛いことはありません。

 

どんなことがあっても態度を変えず、心を寄せてくれる人がいると、

その人のことを一生大切にしようと思いますよね。

 

源氏は逆境に立ったことで、本当の味方に気付くことができた。

そういう時期だったのかもしれません。

 

次回は、都に復帰してからの源氏について書きます。

 

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