確定拠出年金で「じぶん年金」作り! Vol.5

ベネフィッと コンシェルジュの吉村です。
今回の大阪北部地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日でも早く平穏な生活に戻れるよう、お祈りしています。

確定拠出年金⑤はiDeCo(個人型確定拠出年金)の加入対象者についてです。
2017年1月の改正で加入対象者が拡大され、20歳から60歳までの全国民が加入できる
ようになりました。
ただし、サラリーマンは会社で企業型確定拠出年金に加入している場合、企業型年金規約で、
iDeCoに同時加入しても良い旨、定めている場合に限り加入することができます。
また、加入する人によって、自分で掛ける掛金の拠出限度額が異なります。

それぞれの拠出限度額は
・国民年金第1号被保険者(自営業・自営業の妻・学生等)  年額816,000円
  ※国民年金基金または国民年金付加保険料と合算して816,000円まで

・国民年金第2号被保険者(会社員)
   ⓐ企業年金制度なし、企業型確定拠出年金なし    276,000円
   ⓑ企業年金制度なし、企業型確定拠出年金あり    240,000円
   Ⓒ企業年金制度あり、企業型確定拠出年金あり    144,000円
 ※企業年金制度とは、確定給付企業年金、厚生年金基金など
 
・国民年金第2号被保険者(公務員)      144,000円

・国民年金第3号被保険者(専業主婦(夫))  276,000円

掛金は毎月定額の掛金を拠出するのが原則です。
例えば自営業の方であれば、毎月5,000円以上68,000円の範囲内で任意の額を毎月拠出しますが、
今年の1月からは年単位の拠出ができるように改正されました。
年1回以上、任意に決めた月にまとめて拠出できるようになりました。
また、掛金は年1回変更することが可能です。

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