確定拠出年金で「じぶん年金」作り!Vol.2

ベネフィットコンシェルジュ 吉村です。
一昨日は非常に暑かったのに、昨日、今日は気温が低く、この時期の体調管理って、とても
難しいですね。
風邪などひかないようご注意ください。

確定拠出年金②は制度の種類のお話です。
確定拠出年金には2種類あります。
企業が主体となって、退職金の一部として導入する「企業型確定拠出年金」で、略してDC
と言われている企業年金です。
もう一つは、個人が自分の年金を準備するために、自ら口座を開設し掛金を積立て運用する
「個人型確定拠出年金」で、「iDeCo(イデコ)」という愛称で呼ばれています。

2017年1月から個人型確定拠出年金に加入できる者の範囲が拡大され、その普及を
図るため、愛称の募集を行った際に、応募総数4351件から選ばれたもので、30代の
女性会社員の方の作品ということです。
英語表記の「individual-type Defined Contribution Pension plan」の単語の一部から
構成され、「i」には「私」という意味が込められており、自分で運用する年金の特徴を表現
しているそうです。
聞いた当初は、変な愛称だなと思っていましたが、何度か使っているうちに、なぜか少し
愛着がわいてきたような気がします。

企業型、個人型(iDeCo)加入者数は、(厚生労働省発表:2018年3月末時点)
企業型が648万人超で、個人型(iDeCo)は85万人超になっています。
特にiDeCoは2017年以降、加入範囲の拡大により急激に増えています。
とは言え、20歳~59歳の人口は6183万人、確定拠出年金の加入者数は、企業型・
個人型併せても733万人!まだまだ普及の余地は大きいです。

企業型については、会社が制度を導入しないと加入できませんが、
「iDeCo」は個人の年金としては税制のメリットが大きく、加入する価値は十分あると
思います。
ただ、サラリーマンで加入できない方もいますし、また、メリットについても加入する方に
よって、大きい・小さいはあります。
では、この続きは、次回コラムで詳しくお話します。