神社豆知識②

Benefit Concierge(ベネフィット コンシェルジュ)の吉村です。
神社豆知識パート2です。

神社に行くと最初に出会うのが鳥居です。
地図にも神社を表す記号として鳥居のマークが使われているように神社のシンボル的存在です。
規模の大きな神社には複数の鳥居が建っていますが、一番外側の鳥居から一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居と呼ばれています。

鳥居にはどんな意味があるのでしょう?
一説には神様がいらっしゃる神域と人間界を分ける役割をしているというもので、鳥居を潜ると神様がいらっしゃる神聖な場所ということで、入るときも出るときも一礼するのがマナーです。

鳥居はよく見ると神社によって少しずつ形状が違っています。
神明、明神、八幡、山王、稲荷、春日、両部鳥居など種類はたくさんありますが、大別すると
神明鳥居系と、神明鳥居が装飾的に発展した明神鳥居系の二つになります。

鳥居の起源にはいろいろな説がありますが、そのうちの1つが神話からきた説です。
「天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸にお隠れになった際、天岩戸から誘い出す
ために鳴かせた常世の長鳴鳥(とこよのながなきどり)(鶏)に因み、神前に鶏の止まり木を置いたことが起源であるとする説」です。
また、鳥居の語源ですが「通り入る」や「鶏(とり)居」が転化してできたと言われています。

季節も良くなってきたので、また神社巡りをしようと計画しています。
鳥居を潜るときは、じっくり観察してみたいと思います。
皆さんも神社に行かれた際は、ぜひ注意してご覧になってみてください。