神社豆知識④

Benefit Concierge(ベネフィット コンシェルジュ)の吉村です。
神社豆知識④は、絵馬です!
だれでも1度くらいは書いたことがあるのでは?

日本では古代より神様の乗り物として馬が神聖視され、崇徳天皇(平安時代)の代に神事の際に馬(神馬)を献上する風習が始まったようです。
馬を奉納できない者は、生きた馬の代わりに木や紙に馬の絵をかき奉納しました。
板に馬の絵を描き奉納したのが絵馬の起源とされています。

絵馬が大衆に広まったのは鎌倉時代以後の事で、図柄も馬だけではなく神社のご祭神に関わりの
ある動物や、干支、縁起物などが描かれるようになりました。
最近は、形も図柄も多様化しており、女性の方が喜びそうな物もたくさんあります。

変わった絵馬のある神社を拾い上げてみました。
 露の天神社(お初天神)・・・ハートの形、形は普通ですが図柄が曾根崎心中のお初と徳兵衛
 河合神社(京都)・・・手鏡の形(顔が書いてあり、その顔に自分の化粧品で化粧をします)
 豊国神社(京都)・・・ひょうたんの形
 御金神社(京都)・・・イチョウの形
 伏見稲荷大社(京都)・・・キツネの顔を形(図柄も白いきつね)」
 野宮神社(京都)・・・形は普通ですが、図柄が源氏物語
 多賀大社(滋賀)・・・しゃもじの形
 春日大社(奈良)・・・鹿の顔の形(奈良の木でできており雄と雌の2種類)
 春日大社 夫婦大国社(奈良)・・・ハート形(色もピンク)
 箭弓(やきゅう)稲荷神社・・・ホームベース型、バット型
 気象神社・・・ゲタ型(ゲタで天気を占うのでしょうか…)
 軽部神社(岡山)・・・おっぱい絵馬(安産やお乳の病気にご利益あり)
            神社に行く道に「たらちね橋」があります。

絵馬も多種多様です。
絵馬といえば合格祈願や、家内安全、健康祈願が一般的ですが、最近は絵馬を目当てに参詣する
人も多いようで、神社の個性、戦略がわかりますね。