経営者の役割を理解する。

女将FPの裏野由美子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから私がお伝えさせてい頂く内容は、
私が経験してきたことです。

経営者の視点と経営者を支える女将の視点から
お伝えしております。

きっとご夫婦でされているお店や
小さいお店の経営者の方のお役に立つだろう
と思っておりますが、100人いたら、
100人全員に役に立つ情報ではないかもしれません。

しかし、これだけは言えます!

私自身が、順風満帆の繁盛店から、
高慢さで崖っぷち経営になり、
大将の病気が発覚し、店を閉めた経験をし、

お金も店もなくなったが、
どうしても諦めきれずに、

もう一度繁盛店を目指し頑張り、
売上を1.2倍、1.5倍、2倍、、、と
上げていった経緯をお話しします。

 

私は、女将として20年にわたって
飲食の現場で働いてきました。
経営・経理・接客・マネジメント・マーケテイング
あらゆるものを学び、現場視点でどのように使うのかを
専門用語を使わずにわかりやすく、簡単にお伝えできると思います。

 

そして職人気質の大将をいつも見てきましたので、
頑固で周りの人間を振り回す、傍から見たら、
とても厄介な経営者の方のお気持ちも理解できます。
(ちょっと言いすぎました・・・)

 

しかし、職人気質の経営者の方は今でも多いと思いますし、
私はそういう方にスポットライトを当てたいとも思っています。

なぜなら、そういう方は

情熱は人一倍あって、料理に対する想いもとても強いからです。

自分の納得したもの以外はお客さんに出すのも嫌だし、
自分の言うことを聞かないスタッフはいらない。

自分がやった方が速いと何でも一人でやっちゃうし、
こだわりが強すぎて、人がやったことが気に入らない。
全然スタッフが育たないし、入ってもすぐに辞めちゃう。

でもこれって全ての裏返しなんです。
人情味があふれて、本当はとっても優しいのです。

でも、自分が理想としていた経営とは
程遠いものになっているのではないでしょうか。

自分の何がいけなかったのか、、、
考えても答えは出ない・・・

自分が作る料理でお客さんに喜んでもらいたい。
心から美味しいと言って笑顔になってもらいたい。

スタッフを育てて、自分の技術を全て引き継いでほしい。

そして、ただ、家族と幸せに暮らしたい。

それだけなのに・・・

自分の人生を楽しみたい。
そう思って始めた店なのに
なぜ空回りするのだろう・・・

いかがですか?

 

 

 

 

 

 

 

うちはそんなことないよと思われた方は
このブログを読んでいただかなくてもいいかもしれませんね。

しかし、、
自分が作った店なのにお客さんやスタッフに振り回されるなんてもう嫌だ!
お客さんから、「高い!」だの、「味が濃い!」だの

なぜそこまで言われなきゃいけないの?と思いながらも、
もう少し値段を落とした方がいいのかな?
みんなに合う味にしないといけないのかな?と
お客様のいうことを1から10まで聞き、
何が正解かもわからなくなっている方には、
お役にたつかもしれません。

朝から晩まで誰よりもお店のことを考え、
努力しているのに、全然お金が増えない。

努力するのは当たりまえだと思っているけど、
別に誰かに褒めてほしいわけじゃないけど、
結果が出せていないから、誰も評価してくれないんですよね。

分っているけど、どうしたらいいのかわからない。

とても残酷なようですが、
経営って、結果がすべてなんですよね。

それが、ビジネスというものなんだと思います。

どんなにすばらしい戦略や戦術でも、
負けたら全く意味がありません。

負けは、負けなんですよね。

経営に、「努力賞」は、無いのです。

そして環境のせいでもありません。

経営者の役割とはどんな環境に置かれても
会社を存続させていくことなのです。

自分の判断や決断が多くの人に影響を与える立場にいる
ということを自覚し、何があっても乗り越えていくという
覚悟を持つことです。

そして、お客様や取引先、スタッフの人生の
責任を背負うことだと思います。

 

私も初めは、なんとなく女将をやっていました。
女将という響きがかっこよく、
お客様から「女将さん」と呼ばれるのが嬉しかったです。

しかし、ある時、お客様から
あんたのやってることは、
「女将の仕事じゃない」
「ただの従業員やな!」と言われました。

茫然としました。
でも、そうなんです。
私は女将の仕事がどういうものか
知らなかったんです。
学ぼうとも思っていませんでした。

ただ、お客様を接客するだけ、
おもてなしするだけでいいと思っていました。

だから、大将が病気になった時、
店を閉めるという選択しかできなかったのです。

本当に大事なのは「繁盛する」ことでなく
「繁盛し続けること」を学ばなければならないということです。

女将の仕事は多岐にわたります。
経営者の一員なんですから。
そして経家者を支える立場でもあります。

ですから、経営者としてお店を繁盛させる上で
「必要最低限の基礎的な知識」を
身に付けることは絶対的に重要なんです。

私もしっかり学びました。

右も左も分からないままで、
基礎的な考え方もない状態で
壁や問題にぶち当たった時に
どうすればいいか分からなくなるからです。

ちゃんと目的を理解して学ぶことで理解も深まりますし
いま本当に必要な得るべき情報が明確になるはずです。

お店を繁盛させ続けるには、
無理なく無駄なくもれなく、
本当に必要な情報だけを得て
正しい行動を行っていくことが重要です。

経営者はやることが多くて忙しいんですよね。

だから、どうせ学ぶなら、学んだ時間が成果として表れる、
そんな情報を得て学びたいですよね!

これからこちらのブログで、
私が学び実践し、成果を出すことができた
情報をお伝えしていきますので、
どうぞお楽しみに。

あなたならできると信じています。