自分なりの目標を

今後の生活を考えるときのガイド役、これからコーディネーター渡辺です。

「ブルーベリー狩り&お茶」のイベントが終わりました。
1時間食べ放題で、自分で収穫したブルーベリーは2キロ持って帰れるので、
参加の皆さんは畑に散らばり、一心に食べて摘んで 楽しんで下さったようです。

今日はその農園のお嫁さんから伺ったお話からです。

『ブルーベリー狩りの予約が入っていても雨が降るとか悪くなりそうな日は、
大抵キャンセルの連絡が来る。しかし、
お一人、傘をさして来られた方がいた。
しかも少し片手がご不自由なようだった。
大丈夫ですかと心配して聞くと、
「沢山摘みたくて来たわけではないのです。
こうしてブルーベリーを摘みに
今年もまた来ることが出来たのが、私には大切。
嬉しいのです」と言われた。
そこで入園してもらったが、摘むのを手伝った方が良いかどうか?迷った。
結局、一人静かに実を摘んでおられる様子を見て、そっとしておいた。
決まった時間を畑で過ごし、その人が収穫したブルーベリーは
さほどの量ではなかったが、満足されたお顔だった。
「これでブルーベリー酒を作ります。
ちょうど1年後に飲むと決めているのです。
飲めるその日を楽しみにしています。」と言われた。』

若いとか 健康であれば普通にできたことが、
当たり前ではなくなる時が来たとしても
自分なりの楽しみを自ら創って実行し、
しかも1年後の目標も持っておられるというこの方は
常に前向きで生きるお手本だと思いませんか。