「良い加減の投資法」㉗ -「アリ」編 –

こんにちは、金融・投資 教育コンサルタントの須原光生です。

最近、子どもが公園で遊ぶなら、砂場、芝生や木登りなどは敬遠され、できるだけ設置遊具の利用をすすめる親が多くなってきたと聞きました。本音は、お外で遊んでほしくないようですが・・・

原因は日本には生息していなかった「ヒアリ」が、2017年5月に神戸港で、中国の広東省広州市から貨物船で運ばれたコンテナの中から初めて発見され、国民は毒を持つ「ヒアリ」の存在を知り、その後、他の港からも発見され、駆除できない「ヒアリ」がコンテナで広範囲の工場などに運搬されて繁殖を繰り返し、日本の至るところで見つかるようになり、もしかして私たちの近くで生息している可能性もある状態だからです。

「ヒアリ」に刺されるとどうなるのでしょうか?激しい痛みと刺された部分は水ぶくれが生じるようです。また、毒はハチの毒と共通している成分もあり、アレルギーがある方はアナフィラキシーショック(発症後、極めて短い時間のうちに全身にアレルギー症状が出る反応)が起こり、最悪死に至ることもあるようです。一般的には、めまい、頭痛、激しい胸痛、吐き気、重度の発汗、低血圧、呼吸喪失などの症状があるようで、しっかり注意をしていきましょう!

ところで、アリと言えば「害虫・毒虫アリ」のイメージが強いですが、イソップ童話『アリとキリギリス』の登場するキャラクターでは、「働き者のアリ」と「バイオリンと歌ばかりのキリギリス」です。キリギリスのように冬の食料危機への備えを怠ると、その時期が訪れた時に非常に困ることになるので、アリのように冬場の食料危機を常に考えてコツコツと行動し、準備をしておくことが大切であると、私たちにも共感できる「働き者のアリ」を非常に称賛しています。

最近は「アリ」に対しては、「働き過ぎ」・「過労死」・「サービス残業」・「時代に対応性がない生真面目」・「打たれ弱い性格」などの見方もでき、「キリギリス」に対しては「一流の演奏家」・「専門性が高い」・「柔軟性や適応能力が高い」・「起業のチャンス」など、価値観も変化しているのも事実です。一度童心に帰り『アリとキリギリス』を読み直せば、今後の人生について考える良い機会になるのではないでしょうか。

なお、今後の投資対象は末永く「アリ」を意識することが大切だとの思いで選びました。

●「害虫・毒虫アリ」関連は、防虫や殺虫会社を一部紹介
フマキラー ・ アース製薬 ・ アサンテ ・ エステー ・ ライオン
住友化学 ・ 日本農薬 ・ サニックス ・ SDSバイオ

●「働き者のアリ」関連は、会社名に「アリ」が入っているコツコツ会社?を全社調査
有沢製作所 ・ エリアリンク ・ アリアケジャパン ・ メディアリンクス
スタジオアリス ・ ありがとうサービス
【 日特 ・ 三井金属 ・ マース ・ 東洋ビジネス ・ TDCリフトウエア ・ アイダ ・ 小田原 】
(以上7社全てエンジニアリングが付いている会社)

「アリ」の投資で、株価の「上がアリ」で「アリがたさ」を実感してください。
※くれぐれも自己責任で、未来アリ!!