「夫が生命保険の減額を嫌がるんです」
お子さんも大学生となり、ご自身も働いておられるAさん。
夫の会社の社内制度の見直し時期に、保険金額を下げようとしたら
抵抗されて思ったように見直せなかったとのこと。
「保険を減額しようとすると夫が嫌がる」は
ご相談の中で私も何度か経験しています。
ご夫婦でご相談にいらして、必要保障額を一緒に考えていくと
「こんなに要らんわ。減らす?やめる?」と妻が言い出すと、
何故か、夫は不機嫌になるということがあります。
中には「俺に3000万の価値もないってことか」とおっしゃた方もいました。
どうやら保険金額=自分の価値
と思い込んでいらっしゃるのかもしれません。
そんな時は
「保険に頼らなくても安心できる資産づくりがおできになった証拠です」
とお子さんの成長や住宅取得、貯蓄などこれまでの頑張りに目を向けていただけるようにお話します。
「お若い方の中には『お金がないから保険に入らない』とおっしゃる方もいますが、
実は貯蓄がない方ほど備えとして保険が必要なのですよ。」と。
男性はプライドの生き物と言われますが、
そこは合理的にお考えいただきたいですね。
しなやか希業コンシェルジュ 小谷晴美