奨学金トラブルに陥らないために

今年3月、奨学金を借りて自己破産した人が過去5年間に延べ1万5千人に上るという報道がありました。
この約半数が保証人とのことですが、いずれにしても奨学金の返済トラブルは増加傾向にあります。
このようなトラブルに陥らないために、奨学金を借りている学生さんに、今伝えたいことがあります。

こんにちは。
しなやか希業コンシェルジュ&しなやかライフコンシェルジュの小谷晴美です。

私自身も、奨学金を借りて大学に進学しました。
借りる時は「たったの5万円」でしたが、返済する時は「1万も」と辛く感じました。
それが33歳まで続きました。

その時気づいたことがあります。
それは・・
「奨学金は、未来の自分から奪ってきたお金だった」ということ。

未来の自分が自由に使えるはずのお金を、今の自分が先に使ってしまってるんですね。

そのお金を、
 ・未来の自分への「投資」にできるか
 ・今の自分が「消費」してしまうか
そんな風に考えていたら、学生時代の私のお金の使い方時間の使い方は変わっていたかもしれません。

返済が急増している背景には、大学生の約半数が奨学金を借りて進学しているという背景もあると思いますが、日本学生支援機構には返済に困窮した場合の救済措置などがあるにも関わらず、適切な相談がなされていないことも、トラブルに至ってしまう理由だとか。

奨学金の返済トラブルの問題、借入れた時は「まだ高校生」ということにもあると私は考えています。
「お金を借りるとはどういうことか」「いくら返済していつまで続くのか」そんな事など考えることなく借入れているのではないでしょうか?
卒業後、奨学金トラブルの当事者にならないためには、学生のうちから考えておくことが大切です。

「3回生からはアルバイトを増やして、奨学金を減額する」と考える人もいるかもしれません。
「奨学金を返済するためにもしっかり就職してと勉学に力を入れる」と考える人もいるかもしれません。

私の経験や家計管理のきほんをお伝えして、今の自分に何ができるか学生さんご自身に考えていただく機会を持ちたいと考えていたところ、お伝えできるチャンスができました。

家計簿を記念した下記イベントにて無料のセミナーを致します。
12月1日(土)の午後、近畿大学正門前の便利な場所でセミナー&相談会が開催されます。

未来の自分のために、今からできることを考えてみませんか?
1、2回生、または保護者の方も大歓迎です。

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夜はこんな楽しいイベントも開催されます。

よろしかったら、是非お運びください。

しなやかライフ研究所 小谷晴美