どんな世の中でも基本が大切

女将FPの裏野由美子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

儲かるしくみは、お店によって違うのですが、
自分のお店に合った儲かる仕組みを探すには、
どうすればいいのかということをお伝えします。

それは、まずは基本を学ぶという事です。

私がお話することは、商売の基本です。
きっと誰でもご存知だと思います。

「そんなこと知ってるよ」と思われるかもしれませんが、
じゃ、それを実践しているかといえば、
実践されていないお店が多いと思います。

今回のコロナ騒動でも
「基本を大切にしている」お店は、
例えばテイクアウトやデリバリーにシフトしても、
売り上げを保っているか、伸ばしています。

なぜなら
お客様との関係性を構築していたからです。

そうです。
普段からお客様のリストをきちんと取り、
お客様との関係性ができていたお店は、
お客様に、「テイクアウト始めました。」
「宅配始めました」とご案内するだけです。

また、テイクアウトや宅配の場合、
お客様にどんな料理が欲しいのかと
聞くことも出来ますよね。

基本ができてないのに、

いきなり、応用しようとしても無駄です。

面白い話があります。
試験問題というのは、
60点の基本問題、20点の応用問題、
20点の解けない問題で構成されているそうです。

だから、
20点の応用問題ではなく
60点の基本問題を間違いなく解答することで、
ほぼ合格できるそうです。

料理も一緒ですよね。
その料理の味付けの基本を知っているから、
お客様に合わせて、味付けを濃くしたり
薄くしたりできるのです。

そして、店舗経営も一緒です。

自店の売りを出そうと基本をおろそかにして、
応用ばっかりしていても20点しか取れないのです。

集客方法、販促の仕方にも基本と応用があります。

まずは基本をしっかり学び、知ることにより、
自分のお店に合ったもうかる仕組みが分かります。

このブログでは、基本をお伝えしていきますので、
まずは「守・破・離」の「守」基本を学んでくださいね。

あなたならできると信じています。

 

ちなみに、当店もテイクアウトをするにあたって
お客様から、どういうお弁当が欲しいか聞き取りしましたよ。

・常備菜セット(ご主人からもう一品ないのといわれたときに出す。)

・お家で高級手巻き寿司セット
(子供と一緒に出来て、スーパーでは買えない寿司の具が入ったもの)

・選べるお惣菜弁当
(野菜不足なので、いろいろなお惣菜でやさいが取れるとありがたい)

・家庭で出来ない料理セット
(めんどくさい、たけのこの煮物や筑前煮などがあれば嬉しい)

・混ぜご飯の素・椀だねセット
(お味噌汁などちょっといつもと違う具があればうれしい)

・親父のチョイ飲みおつまみセットWithキッズ
(パパ用の晩酌のおつまみが欲しいけど、子どもも寄ってくるから、
子どもように玉子焼きとかつけてくれると、罪悪感がない)

・会席料理セット
(外に食べにいけないので、少し手を加えるだけで出来きるのであれば)

・レシピ付きお弁当
(大将のお弁当のレシピが知りたい)

など、色々なご意見が出ました。

当店がすぐに出来きて、簡単で、
継続できるものということで、
選べるお惣菜弁当をしました。

ただ、皆さん初めの頃は、
お惣菜を選べるのが楽しい、
嬉しいとおっしゃっていましたが、
だんだんおませになってきました(笑)

そういえば、当店の常連さんは、
「大将のおまかせで!」という方が
多いので、お弁当にまでそれがでるのか、と
大将と笑っていました。

お客様が答えを持っています。