目標達成のために伝えなければならないこと

おもてなし繁盛コンサルタントの
裏野由美子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからは複数の収入源をいかに作るかを
考えていかないといけません。

内売上
・オンライン売上
・テイクアウト
・ケイタリング
・宅配
・通販売上
・教室ビジネス売上

など、複数の売上の収益源を作り

同じ売上でも
大きい収益源が1つより
小さい収益源を5つある方が
良い時代になって来ますね。

 

当店はいろいろな講座を開催しておりますが、
これからはオンライン化が必要ですね。

私も和食のマナー講座を毎月開催しておりますが、
講義の部分はオンライン化できるのですが、
実際に会席料理を頂きながらの講座なので、
その部分をどうするかを考えています。

何か良いアイデアがあれば教えてください。

 

さて、そもそも、なぜ私が和食のマナー講座を
開催しようと思ったのかというと、

当店は、日本の食文化や
昔ながらの職人さんの技を
次世代につなぎたいと思っているからです。

和食のマナー講座でお伝えすることは
基本中の基本をお話しします。

しかし、視点がお客様からの視点ではなく
女将からの視点、職人さんからの視点からお伝えします。

先日も経営者の方にお伝えしたのですが、
なぜ、女将や職人さんという店側の視点から伝えるのか?
と聞かれました。

飲食店の経営者や職人さんは
もともと、店側の都合や内情を知られたくないので、
お客様には話しません。

ただ、私は、当店に来られるお客様が
どこに行っても良いお客様として、
扱ってもらいたいという思いから、
店側の思いをお伝えします。

和食のマナーでは

例えばお箸は5分(1.5cm)から1寸(3cm)しか
汚してはいけないというマナーがあります。

だから、職人さんは
みなさんのお箸が汚れないように、
食材を一口大(3cm角)に切ってくれているのですよ。

お造りの頂き方も順番があり、

3種で守られている場合は

左→右→真ん中の順番で頂くのですよ。

そのために、左側のお造りは
味が一番薄い白身魚で、
一番手前に盛り付けられているのですよ。

とお伝えすると

皆さん感動されます。

このように先に職人さんの思いを聞くと
感謝の気持ちが湧いて来て
食事を丁寧にしようと思うとみなさん仰います。

本来はそういうことは言うことではないのです。

おもてなしの本質は
思いやりの心を
相手に気づかれないように
行動にあらわすことですから。

しかし、私は、日本の食文化や
昔ながらの職人さんの技を
次世代につなぎたいと思っているので、

その目標達成のために、あえてお伝えしております。

伝えることで、お客様がどんどん変わって来ました。

職人さんの思いをしっかりと受けととることにより
食に対する意識が変わり、
皆さん自分のことが好きになったと仰います。

子供に伝えたいとおっしゃってくださいます。

その言葉を聞くと
私は本当に嬉しくなります。

次世代に伝わっている。

 

あなたの目標はなんですか?

そのためにどんな行動をしていますか?

 

あなたならできると信じています。