お米好きな人は幸せ?~調査結果分析その1~

2月に世界遺産・高野山の宿坊天徳院において「47都道府県米食べくらべ之会」を開催した。その際、お米と暮らしについて、参加者にアンケート調査を実施した。

最初に聞きたかったのは、朝食は「ごはん派」か「パン派」のどちらか?ということ。
結果は、ごはん派53%、パン派47%でほぼ半々だった。
理由を自由に書いてもらったところ、「お米が好き」、「お米が美味しくて」、「朝の炊き立てのごはんは最高」、「健康上の理由から」、「腹持ちが良い」など、ごはん派は米の美味しさや長所をあげていることに対し、パン派は「手軽」、「朝は時間がないから」、「子どもの時から」など、時短をイメージするようなコメントが多かった。
このことから、朝食にごはんを食べることはパンに比べ手間ひまがかかる印象があるのかもしれないと思った。また「食べない」、「野菜ジュースくらいだけ」という回答があったことと、「子どもの時から」という理由をみて、朝食は“習慣”だと感じさせられた。

さて、美味しいパンを買って食べる場合、米を炊いて食べるより費用がかかるということはないか。或いは、パンをこねて焼くとなると、何かしら手間ひまがかかるのではないか。

朝食「ごはん派」は、視点を変えれば「パン派」よりも手軽なのかもしれない。

 
美しい暮らし研究家 あきやまひろみ
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