お米道楽な日々 ~北海道米~

100種類の米を食べることを目標にして始めたお米道楽。
食べる米の品種は、手あたり次第のときと、テーマを決めて楽しむときがある。
まず、47都道府県の米を1日1銘柄ずつ食べた。
47都道府県の米を一斉に炊いて食べくらべる会も催した。
産地の違う同じ品種の米を食べくらべることもしてみた。
そして今したいのは、ひとつの都道府県のいろいろな品種を食べくらべること。

この夏、北海道の米9品種を1日1品種ずつ食べることができた。
北海道米の代表「ゆめぴりか」からスタートし、初めて食べる「ふっくりんこ」、「おぼろづき」、「ほしのゆめ」、「あやひめ」、「ゆきさやか」と、久しぶりの「きらら397」、「きたくりん」、最後は北海道で一番収穫量が多い「ななつぼし」をいただいた。

北海道米の名前は、聞いただけでは米の品種だとは思えないくらい愛らしいものばかり。
どの米も炊きあがりが艶やかで、おとぎの国からやってきたような名前にぴったりの美味しそうな見た目は光り輝いていた。

かつては北海道の米は美味しくないと言われている印象があった。しかし今は、生産量だけではない、新潟に次ぐ米どころとしての存在感がある。
いつの日か、北の大地で味わってみたい。

 

美しい暮らし研究家 あきやまひろみ
お米道楽facebook    https://www.facebook.com/okomedouraku/