暮らしの中の道楽 ~おそうじ~

今年も残すところあと2週間。
ゴミ収集カレンダーを見ながら、年末の大掃除を少しずつ進めている。
なんとなく「年内に大掃除を済ませなければならない」と思い込んできた。
でも最近は、暮れの忙しく寒い時期に外回りの水仕事はしなくてもいいのかもしれないと思い、秋に済ませたり、春に延期することもある。

なぜ年末に大掃除をするのか?
ネットで検索してみると、
「大掃除は、1年のすすを払い、新年の神様を迎える準備を始めることで、12月の宮中には欠かせない行事だった。」
というようなことが書かれていた。

今は薪を燃す暮らしではないので“すす”はたまっていないが、壁や天井、階段の上の角っこに張り付いている埃が気になる。
そこで、掃除機の本体を左手に持ち、右手にホース部分を持って、壁に掃除機をかけた。
上を向いて、肩を上げ続けるからかなりしんどい。
なのに、届かない場所が多く、埃をしっかり払うことはできていない。

これをなんとかしたくて、棕櫚(しゅろ)のほうきとハタキを購入した。
・軽い
・音が静か
・電気代がかからない
・フィルター掃除がない
・収納の場所をとらない…etc
掃除機とは違う良さがたくさんある。
そして、壁や天井が楽にきれいになった。

掃除が楽しい。
ほうきを使いたいから、掃除がしたい。

昔からある暮らしの道具は、合理的だ!

 


美しい暮らし研究家 あきやまひろみ
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