お米道楽な日々 ~バケツ稲~

今春、「バケツ稲づくりセット」プレゼントに応募したら当選した。
届いたものは、マニュアル(B4サイズ両面印刷1枚)と種もみ31粒と小さな肥料1袋とお名前シール。
えっ!これだけ?
バケツや土もセットされていると思っていたのは私だけかしら…?

仕方なく、まずは土の準備。
知人に田んぼの土を分けてもらおうかとも思ったけど、今回はマニュアル通りに、黒土、赤玉土(中粒)、鹿沼土(小粒)の3種類を買ってきて混ぜたものを使うことに。

ほどなくして芽が出てきた!
と同時に、突然の雷雨や大雨が続き、水をかき出したり、雨が当たらない場所へ移動したり…、たったひとつのバケツの苗のお世話に右往左往する。

子どもが小学生の頃、学校でバケツ稲づくりをしていた。
小学生にできることだから簡単そうに思っていたけど違った。
台風の前には、バケツ稲を校舎内に移動させたそうだ。4クラス分を置く場所の確保だけでも大変そう。
それに、実(米)が大きくならず、半数以上の子の苗は、収穫ゼロという結果だったらしい。

マニュアルには書いていないことのほうが多い。
手間ひまかけてもダメになることもある。
ただ、どうなるかわからないリスクが高い分、収穫出来たら喜びは大きくなりそう。

自分で調べて考えることも、プレゼントにセットされているのかな。


美しい暮らし研究家 あきやまひろみ
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