暮らしの中の道楽 ~オトナの学び~

公的機関の講座やセミナーがオモシロい。
広く一般市民が対象で、参加費は無料や資料代などの実費のみ負担の場合が多い。
なのに、内容は専門的で最新の情報をわかりやすく伝えてくれる。

お役所や大学などの専門家のお話は難しそうに思いがちだけど、公的機関の業務は公共のためのもので、暮らしに関わることばかり。だから、身近な内容で自分の生活に置き換えやすく、理解しやすい。すぐに役立つ知識を得られる。

一昨年、「安全を科学する 大津市食の安全講座」を受講した。
毎日何気なくいただいている食べものについて、知らないことだらけだった。
「新鮮だから安全」は間違いであること。
天然由来の添加物の方が安全性が高いというわけではないこと。
食品の安全性は“量”で決まるということ。
例えば、生体に必要な水は不足すると脱水症状を起こし、過剰に摂取すると水中毒になる。

賞味期限を気にすることより、食べ方や、食品の調達や調理の際に注意するべきことがたくさんある!

受講後、スーパーマーケットでの滞在時間が長くなったのに、買った食品の量は少なくなった。
また、賞味期限間近でお買い得品になっているものを好んで購入するようになった。

参加費無料の講座を受講して、食費のムダを減らせちゃった!


美しい暮らし研究家 あきやまひろみ
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