エンターテインメントな講演には欠かせない自己紹介

エンターティナー講師プロデューサー

金銭教育ゲームプロデューサー

セミナー・イベント コンサルタントの土井 紀彦です。

 

いよいよ待ちに待った?G.W.が間近に迫ってきましたが、皆さんは

「既に予定をビッチリ組んでいる」or「只今、家族や友人と調整中」もしくは「全く何も・・・ノープラン!」のどれに当てはまるでしょうか?(それと「毎日バッチリ仕事!」の方もいらっしゃるでのしょうね。私もどちらかと言えばこちらの方かも・・・です)

 

『今回』はエンターティナー講師に関連するお話を。(と、言いつつ「最近エンターティナー講師関連ばかりでは?」とのツッコミもあると思いますので、違うお話は次回に乞うご期待!)

 

先日、参加した会議での1コマのお話です。(「講演」というような時間ではなく、あくまでもプレゼンテーションくらいの時間のお話です)

人数が多かった為、いくつかのグループに分かれてディスカッションを行い、その後グループ毎に代表者が発表するという流れでした。

持ち時間は1人あたり10分弱の時間だったのですが、普段からしゃべり慣れている方が多かったので、まずはツカミとしての自己紹介に注力されていたように思えました。   (ディスカッションをする為の準備が主催者の都合で?整っていなかった事もあり、時間配分を考えるとどうしても自己紹介が長くなったように思います)

 

皆さん様々なパターンでしゃべられたので聴いていると楽しかったのですが、その中でも「メッチャ旨い!」「旨い!」「・・・」とは感じました。(あくまでも私の「私見診断?」として・・)

 

「メッチャ旨い!」と感じた方は発表の持ち時間が10分弱ですが、自己紹介と本題を上手くリンクされており、流れが非常に綺麗なので、発表された内容も納得感が高く、上手く腑に落ちました。(「そうでなかった方」は反対に自己紹介と本題の繋がりが殆どなかった・・・です)

 

講演においても自己紹介は非常に重要な部分で、最初のツカミにも直結します。

 

講演の場合は司会者がまず講師のプロフィールを紹介し、その後、講師が登場して口火を切る?流れですから、ここが上手く繋がっている事が重要です。(先程の発表の場合とは少しパターンが異なりますが「繋がり」として考えてみてくだされば・・)

 

繋がっていないと参加者が「あれ?言ってることが違うような・・」と思って不信感が芽生えるキッカケになりえるので、例えば文書として配布される講師プロフィールとは別に司会者に読み上げて貰う案内文を「当日の講師紹介時にはこの文面・内容でお願いします」と渡しておくと間違いがありません。

 

また司会者による講師紹介と講師自身による自己紹介が全く同じ場合も、参加者に「また同じ事を言っている」と思われてしまうので、司会者 ⇒ 講師 で上手く展開できるように作り込めればバッチリですし、司会者にも「これをそのまま読み上げればいいのだ」と安心して貰えます。(プロの司会者ではなく、例えばあまり慣れていない主催者の担当者が司会をする場合は「講師紹介をどのように読み上げたらいいのだろう・・・」と気にしている方も多いので、事前に紹介文を渡しておくと喜ばれるはずです)

 

反対に司会者にその辺りの事が上手く伝わっていないと、講師が考えてもいなかった「講師紹介」となってしまって、講演スタート時にいきなりあたふたしたり、リカバリーするために余計なエネルギー消費?を迫られることになるので、改めて一度しっかりと考えてみてください!

 

それでは、次回こそは違う関連のお話を・・・。