スポーツとアンガーマネジメント

みなさん、こんにちは。
アンガーマネジメントファシリテーターの福ちゃんです。
サッカー日本代表のワールドカップ出場が決まりましたね。
開幕が待ち遠しいです。
ワールドカップというと2006FIFAワールドカップの決勝戦でフランスのジダン選手が
イタリアのマテラッツイ選手に家族の事を侮辱された
事に腹を立て、頭突きをして退場処分を受けた事を覚えている人も
多いと思います。
あの試合で現役を引退する事を表明していたジダン選手は、
最後の試合を退場という形で締めくくり、司令塔を失ったフランス
チームもPKでイタリアに敗れてしまいました。
もし、あの時ジダン選手がアンガーマネジメントを身につけていたら
怒りの感情に巻き込まれるのではなく、
怒りをモチベーションアップの原動力として試合に打ち込み、
チームを優勝に導く事が出来たと思います。
そして、多くの子ども達に夢を与え現役選手として有終の美を飾れた事でしょう。
それがあの時試合でのジダン選手のやるべき事だったのです。
スポーツの世界では、どんな状況でも常に冷静な判断が求められます。
思うように体が動かずイラッとしたり、他人の怒りの感情に巻き込まれると
最高のパフォーマンスを発揮する事が出来ませんし、
本来自分がやらなくてはいけない事を見失ってしまいます。

怒りを制する者は全てを制す。
12月に開催されるワールドカップでは応援する多くのファンに
日本代表選手の皆さんの素晴らしいプレーを見せていただきたいです。

アンガーマネジメントは、怒りの感情と上手に付き合うための
心理トレーニング法。
スポーツをしているみなさん。普段のトレーニングに
アンガーマネジメントというトレーニングも加えてみませんか?