親子で学ぶアンガーマネジメントin関西2018夏を開催しました!

みなさん、こんにちは。
アンガーマネジメントファシリテーターの福ちゃんです。

と~っても暑い8月11日山の日に日本アンガーマネジメント協会の各支部が同時開催で
「親子で学ぶアンガーマネジメント2018夏」というイベントを行いました。
関西支部も大阪、姫路、西宮、京都、和歌山の5会場で開催。
私は京都会場を担当しました。

この催しは夏休みに親子でアンガーマネジメントについて学んでもらい
家庭の中の共通認識としてアンガーマネジメントに取り組んでもらおうと
行ったものです。
京都会場は、親御さん向けにはアンガーマネジメントの体験講座、子ども達には
協会指定のワークブックを使って進行しました。

私は、子ども講座のサポートに入ったのですが、子どもの年齢が
幼稚園の年少さんから小学6年生までとても幅が広い・・汗
幼稚園児には少し難しいけど、6年生には退屈じゃないか・・と心配したのですが
意外とみんな楽しんでワークに取り組んでくれました。

たった1時間の関わりでも、子ども達の性格や親との関係、怒りのとらえ方などが
見えてきます。
小学校5年生の男の子Y君は、怒りの感情も大切な気持ちだから怒ってもいいけど
「人を傷つけたり、自分を傷つけたり、物を壊したりしない」この3つの
約束は守ってね・・と伝えると
「聞えないように悪口を言うのはいいやん。聞こえへんかったら相手は傷つけへんやん」
と言ってきたので「悪口言うたら気持ちいいの?」と聞くと
「言わな自分がしんどいねん」と一言。
この子は、いつも怒りを抑え込み、小さな声で相手の悪口をいう事で自分を楽に
させているんだなと思うと切なくなりました。
悪口言わなくても、イライラの気持ちを楽にできる方法を後で教えるね・・
と話して怒りの気持ちを静める体操やストレッチなど、最後にはみんなで体を動かして
講座を終えたのですが、Y君の心にどれだけ響いたのかとても気になります。
子どもだけでなく、Y君のお母さんもとても疲れていらっしゃるように見えました。

日本は、「怒る事は恥ずかしい」「怒る事は悪い事」として
封じ込める風土がありますが決してそうではなく
上手に怒りの感情を伝える事も大切だという教育を子どもの頃から
始める必要があると思います。

そして、子どもが「怒りの感情」と上手に付き合うためには
まずはお父さん、お母さんの心に寄り添う事が大切だと感じました。

1時間という短い時間でしたが
親子でアンガーマネジメントを学んでもらう事の重要性をあらためて知る事が
出来ました。

親子でアンガーマネジメントを学びたいという方には
グループで申し込んいただければ出張講座も可能です。

お気軽にご相談くださいね。