お金が好きやねん〜人生100歳〜

「人生80年」と言われてきましたが、ライフプランを作成する際には「人生100年」を前提に考える必要があります。
全国には6万5千人以上の100歳以上の高齢者がいて 46年連続の増加となっています。
1963年に100歳以上の調査が始まり、当時は全国で153人だったのに対して1998年には1万人となり、2012年に5万人を突破しました。
増加の理由は、「医療技術の進歩と高齢者の健康への意識の高まりなどが影響していると考えられる」と厚労省は分析しています。
ただし、仕事一筋を貫いてきた方ほど、定年退職後に「燃え尽き症候群」となり 、心も身体も大きなダメージを受けて長生きできないケースも少なくないようです。
「燃え尽き症候群」にならないためには、過去にこだわらず、不安や悔恨は早く割り切って 、これから開ける新しい人生に対して新鮮な知的好奇心を持つこと。
家族ともよく話し合って生活自体を再設計し、何よりも物事を前向きに捉えるようにすることで対処することが可能です。
長生きの秘訣とは
ま・・・前向きに生きると
み・・・見栄は捨てる
む・・・無理をしない
め・・・目一杯生きる
も・・・揉め事は口に出さない
「腹八分、体を動かす、クヨクヨしない
長生きは喜ばしいことではありますが、不安材料も少なくありません。
公的年金や退職金、再就職などの経済面や元気で呆けずに暮らせる健康面、家族や知人、ご近所さんとの人間関係面などが不安材料となり、リタイヤ後に充実させたいこととして 趣味・健康作り・人との付き合い・スポーツ・食生活 などが挙げられます。
人生100年時代を夢として捉えるのではなく、100歳になった時の理想の姿を描いて、少しでもそれに近づけられるように若いうちから長期のライフプランを作成するようにして欲しいものです。
「そんな先のことまで考えられるような余裕はない。」
その通り!
理想と現実は違い、今を生きるのが精一杯の時代に100歳なんか考えられるはずがない。
きっと1日1日を一生懸命生きていくことの積み重ねの先に100歳が待っているのです。
まずは、今日を頑張りましょう。未来の自分のために!