お金が好きやねん!〜空海〜

今日は、株式会社 笑 が毎年恒例にしている和歌山県高野山での研修に来ています。
高野山といえば、弘法大師こと空海が密教の道場を開いて1200年。平成16年には熊野、吉野・大峰と共に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録されました。
そんな日本仏教の聖地を開いた空海はお金のことをどのように考えたのでしょうか?
松永修岳氏の「空海の財運術」(サンマーク出版)の中にその答えが書かれていました。
宗教におけるお金のイメージは「私欲をすてて行いが正しいために、貧しく生活が質素であること」が望ましいように思われますが、空海は「貧を救うのは財をもってす」とし、貧しい人を救うためには「お金」が必要であり、「お金」を稼ぐことは大切なことであると考えていました。
空海の考え方は、僧侶としてだけではなく、ビジネスマンとしての資質も兼ね備えていたといえるでしょう。
「財運」は心と身体の作り方で開くことができると空海は教えています。
1.姿勢を良くする。
正しい姿勢で過ごすことで考え方や行動が変わります。
2.「下丹田」に意識を集める。
分散している思考、つまり気を一ヶ所にまとめることで、ぶれない精神力が生まれます。
3.ゆったりとした深い呼吸
生命にとって必要不可欠な呼吸でありながら、普段何気なくしている呼吸。
しかし、その呼吸が運気を左右する決定な要因になり得ます。
4.頭寒足熱
人の体は「頭が冷えて、足が温かい」状態の時に最も安定し、仕事をしていても能率が上がります。
5.言霊
言葉は、物事を動かす力をもっています。
ネガティブな言葉では財運を低下させます。
ポジティブな言葉は財運をアップさせます。

1200年の時を超えても、「お金は幸せになるためのツール」であることをこの高野山で再認識しました。
「でも、まだまだ修行が足らないなぁ」と実感しています!
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