子どもはお金が好きやねん!夏休み

子ども達にとって待ちに待った夏休みがスタートしました。
夏休みはお金の勉強をするには絶好の機会なので積極的にお金と触れ合う時間を与えていきましょう。
今回は小学校の低学年を対象に考えてみます。

まずは夏休み中にはおこづかい帳をつけてお金の出入りを把握させます。
長い休みの間には様々な誘惑が子ども達に襲いかかってきます。旅行や帰省、 夏祭りなど普段と違った環境下で欲しくなるものも多くでてきます。
そこで、夏休み中にかぎり、一定額の金額を与えてその範囲内で賢くお金を使うことができるかを実験してみるのも面白そうです。
夏休みの間に必要となるであろう金額を親子で話し合って決めましょう。
この金額がどのように使われていくかをおこづかい帳に記録することで賢いお金の使い方をどれくらいできたかを把握することができ、今後のお金の使い方について親子で考えるいい教材になるはずです。

夏休み期間中は、できるだけ買い物に連れていき、親の買い物の仕方を見せるようにします。
将来、買い物上手になれるかは親の買い物に対する考え方が大きな影響を与えます。
一つ一つの買い物にこだわりを持ち、賢く買い物ができたかを検証する姿を見せてください。
こだわりとは、量や質はもちろん、価格比較や賞味期限などもしっかりチェックすることで、このような姿を見せることができれば、子どもも同じような買い方をするようになるはずです。
だって、子どもは親の背中を見て育つからです。

もう一つ は、日々の生活な中で家族の一員としてできることがないかを探させることです。
簡単にいうと家事の中でどんな「お手伝い」をすることができるかを考えさせて、実行するように約束させます。
日々続けることで家事の大変さや普段はしてもらっていることへの感謝の気持ちが芽生えます。

これらのことを夏休み中におこなうことで、子どもの金銭感覚を鍛えることができ、賢くお金を使うことができる人へと導くことになると思います。

宿題と塾に追われる夏休みではなく、お金の勉強をすることで大人への階段を登っていけたら嬉しい限りです。