子どもはお金が好きやねん!~家訓を作ろう~

お金は、

借りない

貸さない

隠さない

これは、TBSドラマ「山田太郎ものがたり」(2007年)の中で使われていた家訓です。

 

一、朝食は家族皆でとること

一、月に一度、家族皆でお出掛けすること

一、自分の服は、自分でたたむこと

これは、NHK朝の連ドラ「とと姉ちゃん」での家訓です。

 

以前は、どの家庭にもこのような「家訓」があったように思いますが、あなたの家庭ではどのような「家訓」がありますか?

実際は「家訓」がないところが多いようです。

 

有名人の中にも家訓を大切にしている人が多くいます。

今や世界的な映画監督、ビートたけしの北野家での家訓です。

①実るほど、こうべを垂れる稲穂かな

②自慢、高慢、馬鹿がする

③一杯の酒に城傾く

④モノをもらって怒る人はいない

⑤人は、欲しい時にモノをくれない

 

モノマネ芸人のコロッケが母から聞いた家訓は、

・あせるな

・おこるな

・いばるな

・くさるな

・まけるな

この五つの頭文字をとった「あ・お・い・く・ま」の五つの言葉だそうです。

 

トレンディドラマで活躍中のタレント菅野美穂さんの菅野家の家訓は、

「仕事と健康と貯金は無くなってからでないとありがたみがわからない。」

母親から教わった素晴らしい家訓です。

 

このように家訓は、家族や子孫に対して人生の心得を伝えるもので、子どものしつけを考えるときに大きな指針となりうるものなのです。

「家訓」がない時は、家族で考えてみてはいかがでしょうか?

 

最後に、歴史的に有名な徳川家康が残した家訓(遺訓)をご紹介します。

人の一生は重き荷を負って遠き道を行くが如し、急ぐべからず

不自由を常と思えば不足なし

心に望み起こらば困窮したる時を思い出すべし

堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え

勝つことばかり知りて負くることを知らざれば、害その身に至る

己を責めて人を責むるな

及ばざるは過ぎたるに勝れり

 

家族でこの家訓の意味を調べて話し合ってください。

そうすれば、あなたの家庭にも素晴らしい「家訓」が生まれると思います。

 

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