NIKKEIプラス1から読み解く由美子流うんちくvol-50「目からうろこの魚の基本」

和ごころコンシェルジュの裏野由美子です。

 

当店には、珍しい魚がたくさん入ってきます。

おじさんやおばさんという名前の魚がいたり、

体がキラキラしているから宝石はたと呼ばれている魚など、

魚の話をするとネタにはつきませんが・・・

 

今回のNIKKEIプラス1 何でもランキングから

「目からうろこ 魚の基本」の記事についてお伝えします。

 

日本の食卓になくてはならない魚ですが、

生活に役立つ魚の知識をみなさんはどれだけ知っていますか?

 

正答率の低い順番にランキングされていたのですが、全部をお伝えできないので、

ちょっと雑学に役立ちそうなものをピックアップしました。

 

4位にランキングされている

「青二才」 「いなせ」「 とどのつまり」 この言葉に共通する魚は?

 

12位にランキングされている

魚の筋肉には赤色筋と白色筋がある。赤色筋が発達した赤身魚でないものはどれか?

①イワシ ②カツオ ③サケ ④マグロ

 

みなさんはわかりますか?

答えはのちほど。

 

また、3位にランキングされていた問題はマナーにも通じるので、

今回は取り上げてみたいと思います。

 

みなさんも一度は見たことがあるご祝儀袋の問題です。

 

 

 

 

 

 

 

このご祝儀袋の右上にある六角形の飾り「熨斗(のし)」。

このもともとの魚介類は何?

①伊勢エビ ②アワビ ③昆布 ④スルメイカ

 

さぁ何番でしょう。

 

答えは②番のアワビです。

 

 

ご祝儀袋の右上にある熨斗はもともとアワビを薄く削ぎ

水洗いと乾燥を繰り返して長くのばした「のしあわび」が起源です。

 

 

この「のしあわび」は戦国時代、出陣式の膳に供されており、

武家社会では慶事の贈答品として用いられていいたそうです。

現在では長寿を祝う縁起物として本物のアワビではなく

祝儀袋などに熨斗として使われています。

 

お祝いごとに使うため不祝儀袋にこの熨斗を付けることはありません。

また、病気などのお見舞袋にも熨斗を付けないのがマナーとされていますが、

昔はのしあわびは長寿を願って作られたものなので、

お見舞袋につけてもよいとおっしゃる方もいらっしゃいます。

 

送られた相手がその意味をちゃんと分かっていれば良いと思いますので、

相手に合わせてお渡しください。

 

また、 熨斗と対で覚えておいてほしいことが水引の本数と結び方です。


 

 

 

 

 

慶事には5本・7本などの奇数で結び、結婚式では、5本2束の10本で結びます。
弔事には2本・4本などの偶数で結びます。

 

そして結び方は、結婚式などの一回きりのお祝いや
二度とあってはならない弔事・病気や災害見舞には

結び切やあわじ結びという結び方で結びます。

 

出産や入学・開店祝いなど何度あっても良いお祝いには、

ほどいてもまた結べる花結び(蝶結び)で結びます。

 

このように熨斗にもいろいろな決まりごとがあるので

気を付けて使用してくださいね。

 

ちなみに伊勢神宮へは今でも本物の「のしあわび」を

伊勢神宮調進所というところで作り献上し続けているそうです。

絶やしたくない文化ですね。

 

最後に

4位と12位の答えは こちらです。正解しましたか?

4位の答え・・・ボラ

12位の答え・・・サケ

魚は日本の文化と密接なつながりがあり、

毎月開催している和食のマナー講座でもお伝えしておりますので、

ご興味のある方は一度ご参加ください。