NIKKEIプラス1から読み解く由美子流うんちく VOL.21「訪問先で食べにくいお菓子がでたら」

和ごころコンシェルジュの裏野由美子です。

 

先日、あべのハルカスで「家計の達人」というテーマで、

ミニセミナーに参加しました。

 

私は「マナーイズマネー」というタイトルで

マナーとマネーのつながりのお話をしました。

 

マナーには基本の5原則というのがあり、

その一つに立居振舞があります。

 

今回はお金に繋がる立居振舞とは

「箸使いと食べ方」ですよとお話ししました。

 

私の知り合いはどんなに大きな取引相手でも

「箸使いと食べ方」の美しくない方とは契約をしないと言う程

この2つから

「どのように育てられたか と 相手に対しての思いやり」が分かるのです。

 

 

とはいっても、どうやって食べたら良いのかわからない

料理が出てきたときは正直焦ってしまいますよね。

 

わたしは出されると焦ってしまうものの一つにシュークリームがあります。


「シュークリーム」は大好きでよく買って帰るのですが、

 

これが訪問先で出た場合「わちゃ~」と思ってしまいます。

お友達同士の集まりなら、ワイワイといいながら「がぶっ」とかぶりつくのも

良いかもしれませんが、これはマナー違反です。

 

ちゃんとシュークリームの食べ方にもマナーがあります。

ちょうどNIKKEIプラス1「マナーのツボ」に

食べにくいお菓子の食べ方が載っていました。

 

「大福とシュークリーム」です。

 

大福の食べ方についてはまた機会があればしますね。

 

今回はシュークリームの食べ方です。

 

まず、シュークリームは上の蓋が取れる場合は蓋をとり

一口大にちぎって中のクリームをフォークですくいつけて食べます。

下の部分はナイフかあれば左から一口大に切って食べます。

ない場合はフォークを横にして左から一口大に切って食べます。

 

上手に切れない場合は、

「行儀が悪いのですが、かじってよろしいでしょうか?」

と一言断って手で食べてもかまいません。

 

この時に口を隠す懐紙を持っていれば懐紙の出番なのですが、

懐紙がなければハンカチで隠して

相手にかじっている姿を見せないのがマナーです。

 

マナーとは思いやりの心を形で表すこと

 

食べにくいお菓子を出さないのも思いやりのマナーなのですが

出た時にスマートに振舞えると好感度はアップしますね。