和ごころコンシェルジュの裏野由美子です。
先日、あべのハルカスで「家計の達人」というテーマで、
ミニセミナーに参加しました。
私は「マナーイズマネー」というタイトルで
マナーとマネーのつながりのお話をしました。
マナーには基本の5原則というのがあり、
その一つに立居振舞があります。
今回はお金に繋がる立居振舞とは
「箸使いと食べ方」ですよとお話ししました。
私の知り合いはどんなに大きな取引相手でも
「箸使いと食べ方」の美しくない方とは契約をしないと言う程
この2つから
「どのように育てられたか と 相手に対しての思いやり」が分かるのです。
とはいっても、どうやって食べたら良いのかわからない
料理が出てきたときは正直焦ってしまいますよね。
わたしは出されると焦ってしまうものの一つにシュークリームがあります。
これが訪問先で出た場合「わちゃ~」と思ってしまいます。
お友達同士の集まりなら、ワイワイといいながら「がぶっ」とかぶりつくのも
良いかもしれませんが、これはマナー違反です。
ちゃんとシュークリームの食べ方にもマナーがあります。
ちょうどNIKKEIプラス1「マナーのツボ」に
食べにくいお菓子の食べ方が載っていました。
「大福とシュークリーム」です。
大福の食べ方についてはまた機会があればしますね。
今回はシュークリームの食べ方です。
まず、シュークリームは上の蓋が取れる場合は蓋をとり
一口大にちぎって中のクリームをフォークですくいつけて食べます。
下の部分はナイフかあれば左から一口大に切って食べます。
ない場合はフォークを横にして左から一口大に切って食べます。
上手に切れない場合は、
「行儀が悪いのですが、かじってよろしいでしょうか?」
と一言断って手で食べてもかまいません。
この時に口を隠す懐紙を持っていれば懐紙の出番なのですが、
懐紙がなければハンカチで隠して
相手にかじっている姿を見せないのがマナーです。
マナーとは思いやりの心を形で表すこと
食べにくいお菓子を出さないのも思いやりのマナーなのですが
出た時にスマートに振舞えると好感度はアップしますね。