和ごころコンシェルジュの裏野由美子です。
先日、当店のアルバイトの子から、
「ある会社の周年パーティに誘われたんですが何を着ていったらいいですか？」
と質問がありました。
聞けば、立食パーティとのこと。
立食パーティでは、動きやすい、
食事を取る際に袖が邪魔にならないような
服装を心がければいいよとアドバイス。
立食パーティーの場合は立ちっぱなしで、歩き回るので、
疲れない動きやすい靴を選ぶことも重要です。
立食パーティって気軽な感じがするけれどいざ出席するとなると
〇何着ていこう？
〇どのように振る舞えばいいの？
〇料理のスマートな食べ方は？
〇周りに置いている椅子に座っていいの？
などなど分からないことがたくさんですね。
今回のNIKKEIプラス１「マナーのツボ」にも立食の席、どう振る舞う？
という記事がありました。
まず、服装ですが、招待状にドレスコードが書かれていればそれに従ってください。
ドレスコードについては前回のブログを参照してください。
会場に着くと、
荷物や上着はクロークに預けて、女性の場合はショルダーバックに
貴重品やハンカチ、名刺などを入れて持って入ってください。
次に、主催者の方に挨拶をします。（長くならないように）
食事に関しては
コース料理の順番と同じように
前菜から順番に並んでいるので、食事は前菜からとっていきます。
いきなりメインの料理に手を付けないのがマナーです。
また、立食パーティではお皿とグラスを片手で持つのが正式なマナーです。
持ち方には２種類あり、
まずはお皿の上でグラスを持つ方法です。
もう一つは手のひらを天井に向けてワイングラスの脚を手のひらで受け
親指と一人差し指の間で皿を持つやり方ですが、
こちらは難しいので、しっかりと練習してからやりましょう。
お皿は１枚ずつ左手で持ち料理は少しづつ、形よく盛り、
確実に食べられる分だけとりましょう。
温かいもとと冷たいものを一緒のお皿には入れないようにしてくださいね
２回目以降は新しいお皿を使いましょう。
使用済みのお皿はスタッフに渡すか、サイドテーブルに置いておきましょう。
また、食事ばかりしているのも良い印象はもたれませんので、
周りの方との会話を楽しんでください。
お話をする場合はお皿を置き、グラスを片手に持ちお話します。
立食パーティの目的はお祝いをし、多くの人と親交や交流を深めるための社交の場です。
一人でいるのはマナー違反です。
また、椅子に座っておしゃべりをしている方を見かけますが、
椅子は年配の方や体調の悪い方のために用意されているものなので、
極力座らないようにしましょう。
マナーを知りスマートに振る舞い、楽しいパーティにしてください。