NIKKEIプラス1から読み解く由美子流うんちく VOL.26 「濡れた傘訪問先でどうする?」

 

和ごころコンシェルジュの裏野由美子です。

梅雨はどこにいったのだろうかと思う程、毎日暑い日が続きますね。

そうかと思えば、突然の集中豪雨があったりと

毎朝、天気予報はかかせないですね。

 

降水確率が高ければ折り畳みの傘を準備する、

雨が降れば傘をさす。という行為は

日本人にとっては当たり前のことなのですが、

海外では雨が降っても傘をさす人は少ないそうです。

 

理由は、雨が降ってもしばらくすればやみますし、

日本と違って空気が乾燥しているので、

濡れてもすぐに服が乾くからだそうです。

 

日本では、日本洋傘振興協議会(JUPA)の推計によると、

一年間の傘の消費量が1億2000本~3000本と

日本の人口と同じぐらいだそうです。

 

もちろん世界一の消費量ですが、ビニール傘は入っていないので、

ビニール傘を含めるとダントツの消費量ですね。

 

日本で、傘のマナーがあるのにも納得ですね。

前置きがかなり長くなりましたが、

 

今回のNIKKEIマナーのツボは

「濡れた傘訪問先でどうする?」です。

記事によると

まずはビルの入り口では、混雑するので、

頭の上で傘を少しすぼめて下に向けて閉じます。

骨の先端をまとめて握り、軽く振れば、滴が直線状に伝い落ちます。

この際、石突を立ててくるくる回したり、バサバサと振らないようにしましょう。

ストラップベルトで固定して、傘置や傘袋があれば遠慮なしに使いましょう。

また、歩く際には横に持たず縦に体に添わして持ちましょう。

傘立てがない場合は受付で訪ねてみると、

預かってくれたりそのままお待ちくださいと対応してくれます。

雨の日には傘の扱い方によって気遣いの差がはっきりと表れるので、

注意しましょうとのこと。

 

当店でも、雨の日にお客様が来られた時に

ちゃんとストラップベルトで傘を留めて傘立てに入れる人、

留めずにそのまま突っ込む人、

傘立てに入れず横に置く方など

色々な方がいらっしゃいますが

傘の扱い方で、その方の日常がみえるようです。

 

このように、傘の扱い方ひとつで、

気遣いの差がはっきりと表れますので、

少し意識してみましょう。

 

雨の日の渋谷のスクランブル交差点

あれだけの人混み中、誰もぶつからないというのは

「素晴らしい!!」と

海外の方からも称賛されています。

 

このような海外と日本文化の違いのお話をする機会を頂きました。

 

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