和ごころコンシェルジュの裏野由美子です。
先日、友達から神式の葬儀に参列する際の
不祝儀袋の書き方を聞かれました。
私も神式の葬儀に参列することは、
ほとんどありませんが、
知り合いの宮司さんから
「白封筒か双銀の結び切り」
「表書きは御神前か御玉串料」で良いと
お伺いしておりましたので、
そのように答えました。
不祝儀袋の書き方については
宗派によってそれぞれ違いがあるので難しいですが、
また、お伝えしたいと思います。
それより、葬儀に参列したときに気を付けたい事について
今回の日経プラスワンマナーのツボは
「葬儀で久々に友人と再会」したとき懐かしくて
故人と全く関係ない話になっていたという経験はないでしょうか?
という記事です。
葬儀に参列するということは、
故人をしのびお別れに行くということです。
故人との思い出を振り返り整理し言葉にしてみることが大切で、
「話をよく聞いてくれた」
「あの仕事で見せた粘り強さは本当にすごい」など
具体的なエピソードに花を咲かし、故人に感謝できたら
悲しみの中でもお互いに幸せだと思うとのことです。
以前、お客様の葬儀に参列したときに
同窓会状態になっている方々を拝見したことがありますが、
近況報告は控え、故人をしのぶ場にしたいものです。
マナーとは思いやりの心を形で表す事です。
故人を想いしのぶ心を表す形は人それぞれですが、
残された遺族にも配慮することを忘れずに。