NIKKEIプラス1から読み解く由美子流うんちく VOL.25「葬儀で久々に友達と再会」

和ごころコンシェルジュの裏野由美子です。

先日、友達から神式の葬儀に参列する際の

不祝儀袋の書き方を聞かれました。

私も神式の葬儀に参列することは、

ほとんどありませんが、

知り合いの宮司さんから

「白封筒か双銀の結び切り」

「表書きは御神前か御玉串料」で良いと

お伺いしておりましたので、

そのように答えました。

不祝儀袋の書き方については

宗派によってそれぞれ違いがあるので難しいですが、

また、お伝えしたいと思います。

それより、葬儀に参列したときに気を付けたい事について

今回の日経プラスワンマナーのツボは

「葬儀で久々に友人と再会」したとき懐かしくて

故人と全く関係ない話になっていたという経験はないでしょうか?

という記事です。

葬儀に参列するということは、

故人をしのびお別れに行くということです。

故人との思い出を振り返り整理し言葉にしてみることが大切で、

「話をよく聞いてくれた」

「あの仕事で見せた粘り強さは本当にすごい」など

具体的なエピソードに花を咲かし、故人に感謝できたら

悲しみの中でもお互いに幸せだと思うとのことです。

以前、お客様の葬儀に参列したときに

同窓会状態になっている方々を拝見したことがありますが、

近況報告は控え、故人をしのぶ場にしたいものです。

マナーとは思いやりの心を形で表す事です。

故人を想いしのぶ心を表す形は人それぞれですが、

残された遺族にも配慮することを忘れずに。