最近のニュースに思うこと①

芸能人のがんの罹患やがんによる死が報道されて、いろんな方面からがんが話題になっています。

SNSで流れてくる情報に、勉強になることや納得することもあるけれど、その一方で、がんへの誤解や勝手な解釈に悶々とした気持ちにもなっています。

今、ここで私が1つだけ言うならば、がんになった理由を、検診が甘かったからとか、生活が乱れていたからとか、仕事のストレスだとか、そんな風に周りが言わないでほしいということ。

がんが見つかった後にがんになった理由を問うのは、がんになった本人、本人以上に家族や周りにいる人を追い込みます。
そうでなくても、「あれが悪かったんじゃないか」「自分が負担をかけたんじゃないか」と、これまでのことを振り返って、それぞれが自分を責めてしまい、やりきれない思いでいっぱいなんです。
これから一緒にがんと向き合っていこうとしてるのに。

がんの原因を、単にがんを細胞のミスコピーだけで済ますつもりはないし、生活習慣が大きく関わっているのが事実だから、がんになる可能性を下げることを考えていくことは必要だと思います。
だから国も、正しい知識を持って個々ががん対策をしていけるように、これからがん教育に力を入れていこうと動いています。

がん患者さんや家族と接してきている私だから、がんという病気を正しく伝えていくことも私の役目の1つだなと、感じている今日この頃です。