源氏物語「空蝉」から学ぶ「引き」の戦略

綺羅女プロデューサーOkei(おけい)です。

綺羅女とは、自分の足で人生を歩いていて、
キラキラと輝いている女性のことです。
しんどいこともあるけど、人生ってオモロイやん♪と思っている女性のことです。

そんな綺羅女をどんどん増やしたいと思っています。

女性の幸せな生き方を追求することがOkeiの仕事であり、生きがいでもあります!
さて、ここのコラムでは、映画やドラマ、小説の登場人物、
歴史上の人物、アスリート、芸能人などから、
この人は!!!と思う女性をロールモデルとし、
その人の生き方から女性の幸せを分析していこうと思います♪

最初に選んだのは、「源氏物語」に登場する女性たち。
実は笑の講師仲間の、しなやか起業マネー・コンシェルジュ小谷晴美さんの案です。

源氏物語の原文を読んだことはないのですが、
田辺聖子さんの「新源氏物語」を参考にしつつ書きたいと思います。

光源氏はプレイボーイと言われるが、実はそうではなく・・・
という前置きがありますが、読み進めてすぐ、
「プレイボーイやん!」とつっこみたくなります(笑)

でも確かに、魅力的ではありそう・・・。

最初に登場した女性は「空蝉」

父親を早くに亡くし、年の離れた伊予の介の後妻となった女性です。

源氏にほぼ一方的にせまられて、不本意な一夜を過ごしますが、
魅力的な源氏のことが気になる存在に。

しかし、夫がいる身であることからその後の源氏の誘いを
一切断ります。

2度目に源氏が忍び込んできた時には、
あと少しのところで薄衣一枚を残して逃げてしまいます。
その様をセミの抜け殻「空蝉」になぞらえたのでしょう。

源氏物語に登場する女性たちの、この名前のつけ方がまた、
Okeiはとっても好きなのです。

「空蝉」は源氏への恋心に心揺れながらも、
それに流されることなく自分を保ち続けた頼もしい女性に見えます。

Okei的分析だと、「空蝉」はなかなか上手に相手の気持ちを掴んでいます。

一度は許したけど、その後は凛として一切断り続け、
一瞬の間に薄衣だけを残して姿をくらましてしまうなんて、
源氏にとっては忘れられない人になったわけで・・・。

本人は苦しいでしょうが、作戦勝ちでしょう!あっぱれです!
「空蝉」からは、恋愛関係だけではなく、人間関係づくりには
「引く」という場面が相手に強い印象を与えるということを学びました。

次回のコラムは「夕顔」です。

 

Okeiのホームページ

Okeiの朝ドラブログ