確定拠出年金で「じぶん年金」作り! Vol.4

ベネフィット コンシェルジュの吉村です。
昨日は史上初の米朝首脳会談がシンガポールで開催されました。
非核化はもちろんですが、日本としてはもう1つ「拉致」という重要な問題があります。
今回の会談により、被害者の早期帰国が実現されれば、大変嬉しいことですね。

確定拠出年金④はiDeCo(個人型確定拠出年金)の金融機関選びのポイントです。
iDeCoの実施者は国民年金基金連合会ですが、iDeCoを取り扱う金融機関(運営管理機関)
を通して加入の申し込みを行います。
約160の金融機関(運営管理機関)があり、その中から自分が加入したい金融機関(運営管理
機関)を1社選ぶことになります。
金融機関ごとに取り扱っている運用商品やサービス内容が異なるため、十分に比較検討したうえで
自分に合った金融機関を選ぶ必要があります。
選ぶポイントは3つ
1.口座管理手数料が安いこと
  加入手数料・・・加入時に国民年金基金連合会に支払う2,777円(どの金融機関でも同じ)
  収納手数料・・・掛金を拠出する都度103円(どの金融機関でも同じ)
  口座管理手数料・・・年額2,004円~7,000円台(金融機関により異なる)

2.自分が運用したい商品があること
  金融機関により運用商品のラインナップが異なります。
  また運用商品の中にも投資信託などは信託報酬という費用がかかります。
  一般に市場で販売されている投資信託より確定拠出年金向けの投資信託の信託報酬は非常に
  安いですが、運用商品により異なりますので比較することも重要です。

3.サービス内容が充実していること
  コールセンターやホームページなどのサービスが充実していてわかり易いこと

iDeCoの口座を開設するには
 金融機関を選ぶ
 金融機関の確定拠出年金専用コールセンターに電話をし、加入に必要な書類を取り寄せる。
 申込書類に記入し郵送(サラリーマンの場合は会社の証明が必要なケースあり)

現在は金融機関の窓口で手続きすることができません。
銀行の職員が通常の業務とiDeCoの受付業務を兼務することが禁止されているからです。
ただ、そうすると書類を取り寄せ返送するという手間がかかり、面倒だと加入を見合わせる人も
多いようです。
iDeCoの普及のため、銀行職員の兼務規制を緩和する動きが出ており、銀行の窓口でiDeCo
の説明を受け、口座の開設が可能になるよう、2018年度中の規制改正をめざし検討しているようです。