ある日、ある人に
好きな食べ物は？と聞かれ、「白ごはん」と答えた私。
その理由を述べたところ、説得力に欠けると指摘を受けたことがきっかけで、誰にも負けない「お米通」になろうと思って始めたのが、お米道楽だ。
まず、100種類のお米を食べることを目標にしてスタートしたお米道楽。
最初に気がついたことは、自分の家で食べているお米は美味しいと信じて疑ったことがなかったこと。他に美味しいお米があることを知ろうとしていなかった私は、自分が思うほどお米へのこだわりがなかったのかもしれない。また、「ごはん好き」と言う割には、お米について何も知らなかった。
１年かけて、100種類以上のお米を食べたことで、自分の好みがわかってきた。
甘みを感じる香りがあり、粒は大きめでしっかり粘りがあるお米を美味しいと感じる傾向にあるようだ。
また、初めて食べるお米は、特徴をしっかり捉えるため、炊き立てを白米だけで１膳食べることを続けてきた。これがとても楽しくて美味しい。いつも１膳では足りず、おかわりする。
私は「白ごはん」が大好きだとわかったことが嬉しい。
美しい暮らし研究家 あきやまひろみ
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