御朱印ガールの神社参拝日記 Vol.5

Benefit Concierge(ベネフィット コンシェルジュ)の吉村です。
京都東山にある豊国神社(とよくにじんじゃ)へ参拝してきました。
地元の人々からは「ほうこくさん」と呼ばれています。
ご祭神は豊臣秀吉公です。
豊臣秀吉公は亡くなられた後、後陽成天皇より「豊国大明神」の神号を与えられ神として祀られて
います。
当初は、豊国社(とよくにのやしろ)と呼ばれ、約30万坪(想像できませんが)の広大で華麗な
社であったようですが、豊臣家滅亡後、徳川氏の手によって完全に破却されました。
現在の豊国神社は、明治6年に明治天皇の御沙汰により、旧方広寺大仏殿の跡地に復興されました。
本殿に隣接して摂社「貞照神社(さだてるじんじゃ)」があります。
こちらは秀吉公の正室である北政所(おねねの方)を祀っている神社で、大正14年に創建されて
います。
亡くなられても、仲良く隣に祀られているのは素敵ですね。

本殿の前に国宝の唐門があるのですが、そこに千成ひょうたんの絵馬がたくさんかけられていて
唐門とあわせて絵になっていました。

秀吉公は足軽から関白太政大臣まで上りつめたという立身出世の鏡のような人です。
豊国神社のご利益は、やはり「出世開運」、男性の参拝者が多いのかなと思っていたのですが、
なぜか若い女性が御朱印帳をいただくのに並んでいました。
御朱印ガールまた増えたのかな?と思ったのですが、別の理由もあったようです。
アニメ刀剣乱舞というのがあり「刀剣ゆかりの地めぐり」のスタンプラリーを嵐電と太秦映画村
がコラボで行っているようで、豊国神社もその1つの地になっていました。
限定で刀剣の御朱印もあるようです。(私は通常の御朱印をいただきました。)

参拝後は、隣接している京都国立博物館でゆっくり展示物を拝観した後、本日もう1つの目的で
ある「さわかみオペラ」のオーディションを見学しました。
このオーディションは、次回オペラのキャスティングのオーディションとイタリア留学助成金
奨学生のオーディションを兼ねており、若い人々が夢の実現のため、緊張のなか真剣に唄って
いる姿に深く感動しました。
みなさん夢に向かって頑張ってください!

吉村登美子