これから手帖とこれから孫手帖

これからコーディネーター、渡辺です。

 

内閣府「国民生活に関する世論調査H25年によると、

70歳以上の人が不安に思っていること

 

1.自分の健康

2.家族の健康

3.老後の生活設計

4.今後の収入や資産の見通し

5.現在の収入や資産

6.家族の生活上の問題

7.家族・親族間の人間関係

 

となっています。

 

先日「老後の生活に必要なおかねの話」というタイトルで講座をした時に

「あなたが健康維持の為に現在心がけてやっていることは?」と伺うと

毎日歩いている、運動するようにしている、食事に気を付けている、

笑う、歌う、家庭菜園でからだを動かしている、などなど

次々と答えていただきました。

 

セカンドライフで大切なことは3つ、「健康」「おかね」「いきがい」ですが、

不安の多い「健康」それぞれ工夫してみなさん健康維持の努力をされていました。

 

「おかね」については、セミナーの後も、生命保険について、医療費控除や

介護保険制度など、日ごろの疑問や不安に思っておられることが質問に上がりました。

 

さて、「生きがい」については、シルバー世代では孫の成長が楽しみで

孫費が結構かさむとよく聞きます。けれど、

無闇におかねや物を買って与えるのは、金銭教育上良い事ではありません。

祖父母が勝手に子どもにおこづかいを渡すのをどうしたら良いか?と悩む

小学生の親も多いのです。親世代との摩擦の原因になります。

 

自分の「いきがい」を上手く整理して、今後の計画を前向きに立てられるように

「これから手帖」は工夫をしました。

 

もし孫に関してなら、成長を記録する日記だけでなく、孫の成長と自分の生活設計を

合わせておかねの計画(教育費などの援助)を長期で書いてみるとか、

自分が伝えたい事や教えたい事などを記していくような「これから孫手帖」

といったものを作るのもいいなあと思いました。