怒りのボキャブラリー

みなさんこんにちは。

アンガーマネジメントファシリテーターの福ちゃんです。

 
皆さんは自分の怒りを表現する時、どんな言葉を使いますか?

例えば、「昨日のAさんの態度に〇〇(した)わ!」の

〇〇に入る言葉です。

腹が立つ、ムカつく、キレる、、激怒・・

研修では、「1分間に20個書いてみてください」ってワークを

することもありますが、10個以上書ける人はほとんどいません。

日本語って感情を表す言葉が他の言語の10倍はあるそうです。

怒りを表現する言葉だと

激怒、立腹、ふくれる、むくれる、むっとする、

つむじを曲げる、気に障る、へそを曲げる、むしゃくしゃする、

逆上する、堪忍袋の緒を切らす、怒り心頭、おこ、激おこ

・・まだまだいっぱいありますが

普段の生活の中でほぼ使うことはないですよね。

私たちが普段感じる「怒り」もいろんな強さがあります。

10点満点で表すと

1点ぐらいのちょっとした怒りから

8点ぐらいの強い怒り・・。

その怒りの強さにあったボキャブラリーを使い

自分の気持ちを伝えることができれば

机をたたいて怒りを表現したり大きな声で騒いだり

暴力を振るったりという

「言葉にできないから態度で怒りを表した」という行動も

なくなるのではないでしょうか。

ラインでのコミュニケーションがどんどん広まってきている

今の時代、「スタンプ」1つでも気持ちを伝えることができます。

でも、自分の気持ちを言葉で表現出来なければ

人と上手にコミュニケーションを取ることは出来ないと思います。

映画を見たり本を読んだり人と話をしたりしながら

たくさんのボキャブラリーに触れ

表現の引き出しを増やす努力をしましょう。

自分の怒りの気持ちを言葉を使って上手に表現することも

アンガーマネジメントをする上での重要なスキルのひとつです。

そういう私も最近は映画を観に行ったり小説を読んだりする

機会がありません。

大阪のおばちゃんなので無駄にしゃべる事はよくあるのですが・・

たまには映画でも観に行ってみようかな。