源氏物語「明石の君」から学ぶ「自己を律する心」

明けましておめでとうございます!

綺羅女プロデューサーOkeiです。

 

年末年始はどのようにお過ごしになりましたか?

 

Okeiは家族で元旦は伊勢神宮に初詣、そして長島のアウトレットでお買い物。

四日市に泊まり、翌2日は長島スパーランドで絶叫マシーンを楽しみました。

悪いものがすべて吹っ飛んで行きましたよ~!

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さて、今回の登場人物は「明石の君」。

源氏が須磨に流れ、珍しく(笑)浮わついた話もなく、

田舎でひっそりと暮らしている時の描写はけっこう好きです。

 

源氏もなかなかやるやん!って感じです。

 

でも、やっぱり、何もなしでは帰らないのが彼らしいところ。

明石の入道が娘を大胆に売り込んできて、

最初は取り合わなかった源氏だけど、美しいと噂の姫に

やっぱり会ってみたくなっちゃったんですね。

 

一方「明石の君」は、見た目の美しさも、

琴の腕前も、筆づかいも、文の書き方も素晴らしいものを持ちながら、

自分は田舎者だと気おくれして、

なかなか源氏に会おうとしません。

 

そういう理性的なところ、Okeiは好きです。

 

みんなのあこがれの的である源氏が、自分に言い寄っている・・・。

でも、京の素晴らしい女性たちと比べられたくない。

いずれ源氏は京に帰るのだから、悲しい結末が目に見えている・・・。

 

ずいぶん時間がかかりましたが、

ついに源氏と会うことになります。

 

源氏も「明石の君」のことは、特別な存在になったようです。

源氏が京へ帰る時にはやはり辛い思いをするのですが、

恨みがましいことを言わずにいます。

 

後に、源氏を子を産み、出世するのですが、

身分が低いことから源氏の正妻である葵の上に子を預けることになります。

 

控えめに、自己を律し、周りを立てる精神。

Okeiには到底真似できませんが(汗)

とても立派な女性だと感じました。

 

次回のコラムは「弘徽殿の女御」です。

 

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