源氏物語「花散里」から学ぶ「等身大の自分」

メリークリスマス!

綺羅女プロデューサーOkeiです。

 

日曜日、晴れ、素晴らしいコンディションです!

みなさまのところにサンタさんは来ましたか?

 

我が家には、娘がとっても素敵なプレゼントを届けてくれました。

娘が彼を家に連れてくてくれて、一緒にイブパーティーをしたのです♪

おかんとしては、舞い上がりまくりで(笑)

充実した時間を過ごすことができました。

 

さて、今回の登場人物は「花散里」です。

とてもはかない感じの名前なのですが、実は源氏物語に細く長く登場する女性です。

 

その描かれ方は、見た目は美しくなく、小ざっぱりとした人懐っこさを持ち、

源氏が充実した時間を過ごしている時には忘れ去られているんだけど、

調子が出ずに落ち込んでいるような時には思い出し、

本音トークをしてしまう女性として描かれています。

 

そしてそんな源氏の恨み言を言うのではなく、

にこやかに接し、源氏の話に耳を傾け、さらっとそれに答える。

 

女性として色気のあるところはほとんど描かれていませんので、

特に女性から「都合のいい女になってしまってるよ~」と見られがちだけど、

花散里はそれを悲観するどころか、逆に楽しんでいるというか・・・。

 

そもそも、源氏ほどの人が、自分のことを本気で相手にするとは思えない。

ならば、普段は自分の生活を充実させ、源氏が来た時にはその時間を

楽しもうじゃないの。はっはっは!というくらい、無理なく自然体なところがあるのです。

 

逆に、自分に自信を持っていて、源氏を我が物にしようとした女性は、

あまり幸せそうには描かれていません。

 

無理して背伸びをせず、「等身大の自分」を最大限に楽しむ。

このフラットな生き方が、花散里の魅力なのだと思います。

 

Okeiは、「花散里」とお友達になりたいと思うし、

会って話すとさっぱりしていて楽しそうです♪

ちょっと、肩の力を抜くことも、時には必要ですね。

 

次回のコラムは「明石の君」です。

 

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