「良い加減の投資法」④ -「金銭感覚」編 –

こんにちは、金融・投資 教育コンサルタントの須原光生です。

先日、テレビを見ていますと、レタスの鮮度を長持ちさせる裏ワザが紹介されていました。

「切り口の芯部分に爪楊枝を3本刺して、ラップで包み、冷蔵庫の野菜室に入れておく」で
した。

「こんな簡単な方法で・・・?」と半信半疑で試してみると目からウロコ、新鮮期間が断然
長くなりました。

詳細は控えますが、レタスの成長する性質を止める行為で、この性質を遮断することが鮮度
保持につながるらしいです。

知ると知らぬは大違い、一度トライしてください。

今回は株式ではなく、レタスのお話から始まりましたが、レタスを含めた多様な野菜の値段
やその他のモノ・サービスも、株式の値段と同じように上がったり下がったりする共通項、
また、そうなる原因が必ずあります。

野菜が上下する原因は

・台風や豪雨による被害

・雨不足からの干ばつ被害

・天候に恵まれて豊作

・円安、円高に影響する輸入野菜

・大量発生の害虫や伝染病被害

・特売日のサービス価格

・旬より早く店頭に出回る希少時期

など野菜を一例に紹介しましが、私たちはいろいろなモノ・サービスの値段の変化を見続けて
いくと、今は高いのか安いかの、なぜそうなるのか、自然と自分の相場感覚が磨かれて、「購
入する」「今は控える」「買わない」などの判断をしています。

実は株式投資も「株式市場=しじょう」ではなく「市場=いちば」感覚が大事です。

スーパーで野菜を見る感覚で、日々自分の気になる分かり易い会社(得意会社)の株価や変動
要因、チャートなどで最近の動きを気にして、もっと身近な存在にしていくことです。すると
自然と今が買い時、売り時、控え時の相場観が芽生えていきます。

ぜひ、日ごろのモノ・サービスを購入する感覚でペーパー株式投資から始めてください。

気楽な架空投資ですから案外値上がりを味わう確率が高いです。但し、ペーパー投資であまり
成果の出ない人は、実際の株式投資には向いていないかもしれません。

そんな人はまず日々の生活で、かけ離れた「金銭感覚」を磨くことが先決です。